石川県ふれあい昆虫館(白山市八幡町)の学芸員、渡部晃平さん(32)が、金沢市内で新種のゲンゴロウ「ニセコウベツブゲンゴロウ」(和名)を発見した。先月発行された日本甲虫学会の国際誌に論文が掲載され、同館特設コーナーでも生体展示が始まった。渡部さんは「多くの人に名前を知ってもらい、種の保全につなげたい」としている。
話が飛ぶが、女房が幼稚園に次女の孫を迎えに行って帰ってくると、孫は自分で鏡台のイスを持ってきてパソコンの机の前に置いて腰かけるなり、「カブトムシとクワガタのバトルが見たい」という。you tube の動画を見ながらこのカブトムシは日本にいるが、クワガタはヘラクレスクワガタという名前で外国にいる虫だと教えてくれた。その孫は今では小学2年生になった。
娘夫婦と孫2人が2日に家にやって来た。いろいろ会話が弾んだが、その中でふれあい昆虫館に行った時の話が出た。どういう訳か、物心がついた2,3歳の頃から妙に昆虫に興味を持っていて、鶴来の昆虫館に何度も通っているということは聞いていた。そして、「僕は大きくなったら昆虫館の人になって虫の世話をする」と云っていたのだが、先日行った時のアクシデントを聞いて仰天した。
「どうしたらおじさんみたいに昆虫館で働けるか」と学芸員に質問したのだという。
昆虫館のスタッフ |
「ここで働く時は大学で理学部か農学部を出ればここで働ける」と教えてもらったのだそうだ。
年中さんの頃 |
だから本人はその気十分なのだ。そしてなおかつその意思は固い。同居している高2の孫は、進路について「理系にしたけど自分が何をしたいのかまだはっきりしていないので学部は決まっていない」という。この差はとてつもなく大きい。
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