話が飛ぶが、金沢市シルバー人材センターが運営している、シニアによるシニアのためのパソコン教室というものがある。
講師はICTに関する高度な知識等を有する会員がシニアバンクを設立し、高齢者がICTを活用した新たな就業機会や社会参加の場を開拓する取り組みをしている。
町会でパソコン教室ができないか検討したのだが、シルバー人材センターの趣旨とほぼ同じで、その講師を町会役員だけで実施したのである。パソコンは公民館から5台借用した。
それから11年が過ぎた。
月2回の定例会を開催してパソコン技術の向上や情報交換を行ってきた。だが、新規加入者が途絶え高齢化が進んだ。スマホが爆発的に普及した背景で、パソコンを開く必要がなくなったという人も増えた。故にパソコン教室はいらなくなったのか?
パソコンの操作では、キーボード操作やマウス操作など指を動かす動作が多くある。
特に文字入力のキーボード操作では、
両手を同時に使う
ふだん使わない指の動きをする
指先の皮膚の感覚を敏感にする
これらの指の運動が脳の活性化に繋がります!
ふだん使わない指の動きをする
指先の皮膚の感覚を敏感にする
これらの指の運動が脳の活性化に繋がります!
5人に1人が認知症になるという2025年問題。そのためにも、今一度パソコン教室の受講者募集を工夫しなければならないと思うのである。
最近、次のような記事があったが、きっと近所でもこんな人がおられると心強くそう思った。
八十の手習い HP作り奮闘 七尾のパソコン教室 橋本さん「新鮮で楽しい」
七尾市内の80歳の男性が、ワークパル七尾(小島町)で開かれているパソコン教室でホームページ(HP)作りに奮闘している。同施設では、シルバー人材センター会員向けの教室を実施しているが、過去を含めて最高齢。「新鮮で楽しい」と、日々励んでいる。(松村真一郎)
鍛冶町の無職橋本敏さん。十四日から二十二日まで開かれているビジネスパソコン教室を受講している。教室は、県シルバー人材センター連合会が主催。自分が取り扱う商品をインターネット上で販売するための技術を身に付けることを目的としており、ほかには農業や漁業に携わる会員が参加する。
同施設のパソコン教室は三年ほど前から続いており、主にワードやエクセルを扱い、HP作りは本年度から新たに始まった。参加者は六十代以上で、これまでの受講者を含めて、橋本さんは最高齢という。
橋本さんは、老人会の案内書作成で、ワードやエクセル、メールは使っていたが、スキルアップのために受講を決めたという。
十八日は、商品を販売するビジネス向けのHP作りに取り組んだ。講師の倉本和明さんが説明すると、橋本さんはメモを取りながら画面と向き合い、リンゴをネットで販売するという仮定で、タイトルや商品の紹介文をキーボードで打ち込んでいた。
ネット販売の予定はないが、「人を引きつけるために、デザインやアイデアが求められるのは難しい」と、受講中は真剣そのもの。「年を取っても新しいことを求めるのが大事」と、いきいきと話した。
ネットサークルという同好会の活性化について考察してみた。
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