千坂小学校では10年ほど前から昔遊びの体験を授業に取り入れている。私は初回から参加しているのだが、3年ほど前から対象が1年生のみとなって、昔遊びを指導するボランティアは7,8名になってしまった。それまで6年生までの全児童が対象になっていたので、ボランティアは30数名と多かった。
昔遊びの種類も、けん玉・まりつき・紙飛行機・百人一首・旗源平・あやとり・おはじき・お手玉・福笑いなどだったのだが、まりつき・紙飛行機・あやとり・おはじき・お手玉の5種目になってしまった。
今回は7名のボランティアが校長室でお茶をいただいてから、各教室とピロティに分かれて配置についた。私の担当はピロティでの紙飛行機。ネットで紙飛行機の折り方を検索して、数種類の折り方から、ギネスブックに登録されている「世界で一番飛ぶ紙飛行機の折り方」を選び、昨日その折り方を覚えて今日に備えた。
今回は6グループに同じことを繰り返して教えることになった。1回当たり12,3人の児童に教えるのだが、折り紙にする紙は新聞チラシが用意してあった。ところが、A3サイズで切断しなければならないものが大多数であった。急いで2枚に切り離してその用紙を持って折り方の説明を始めた。
縦長に半分に折ってというのだが、横長に折る児童もいて中々次に進めない。早とちりで勝手に次に進む子、なかなかのみこめない子、違う折り方の子と歩調を合わせるのが大変だ。それに1グループの持ち時間が15分程度と極めて短い。
半分くらい折った時、「もう時間がきました」と先生が。急いで仕上げて「飛ばしてみよう」と声をかけたら、「ワーッ」と喜び勇んで飛ばし始めた。
今回は従来の折り方のものより随分飛んだ。
今回はスマホの写真。喜びながら飛ばしている光景を見ると、「また来年もやろうかな」と思う。
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