2018年12月7日金曜日

進駐軍に「たちばな塩業」社員全員逮捕という朝ドラだが

クーデターを企てた?それにしても予期せぬ急展開の朝ドラである。
手りゅう弾を海に投げ込み魚を取っているのを住民が進駐軍に通報したため、全員連行され牢獄にぶち込まれたシーンが3日前。昨日、今日と朝ドラではまだ釈放に至っていない。作業場は旧陸軍の倉庫だったというが、そんな事実が本当にあったのだろうか。この部分は脚色だと思うのだがそれに似たようなことがあったのかも知れない。

敗戦が決定的になり間もなく進駐軍がやってきたのだが、旧軍隊関係や国家機関等は全て書類は焼却処分するよう内密に通達された。国鉄にあっても、全ての構造物関係の図面を焼却処分するよう徹底したと聞いている。
このため、後日、保線関係者は大変な苦労を強いられたという。長大橋梁などは特に徹底的に焼却したらしい。

話を朝ドラに戻そう。
 

 福子演ずる安藤サクラの熱演が光っているが、頻繁に出てくる松坂恵子のセリフ「私は武士の娘」がおもしろい。当然、進駐軍の取り調べの冒頭にも「私の祖先は源頼朝・・・」から始まった。
MPの追求が厳しい
床下の手りゅう弾の追求は続く
モデルの安藤百福は昭和33年にチキンラーメンを開発したという。
熱湯を注いで「じっと3分間待つ」の言葉も流行った。
このチキンラーメンだが、大阪近郊の工場建設費を1カ月で返済できたというほど売れに売れたという。


 今では世界中で大量消費されている。


この人の人生は素晴らしい。だが、誰でもまねできるものではないことは確かである。



2018年12月6日木曜日

果たして俺はリニアに乗れる?

山手線30番目の駅として、2020年春の暫定開業を目指してJR東日本が田町―品川間に建設中の新駅がある。その駅名が、12月4日に発表された。
「高輪ゲートウェイ」、これが新駅の駅名である。
建設工事中の新駅
 JR東日本は6月5日から6月30日にかけて駅名案の募集を行っていた。6万4000件を超える応募が寄せられ、その駅名案は1万3000種類を超えたという。
寄せられた案のうち、第1位は「高輪」、第2位は「芝浦」、第3位は「芝浜」という結果だった。JR東日本によると「高輪ゲートウェイ」は36人が応募し、130位だった。

にも関わらずJR東日本は、あえて130位の駅名の選定理由について以下のように説明している。
この地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいをみせた地であり、明治時代には地域をつなぐ鉄道が開通した由緒あるエリアという歴史的背景を持っています。 新しい街は、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しており、新駅はこの地域の歴史を受け継ぎ、今後も交流拠点としての機能を担うことになります。新しい駅が、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展に寄与するよう選定しました。

ちょっと苦しい言い訳みたいに聞こえるが、1位である「高輪」を冠しているので、ま、いいか。

国際交流拠点イメージ
新駅は、JR東日本が開発している13万㎡の再開発エリアの玄関口となる。また、この再開発エリアは「グローバルゲートウェイ品川」というコンセプトが掲げられ、「世界中から先進的な企業と人材が集い、国際社会に受け入れられる街」を目指している。
つまり、高輪ゲートウェイとは、投票1位の「高輪」と、再開発コンセプトの「ゲートウェイ」の組み合わせというわけだ。

新駅のすぐそばには都営地下鉄浅草線の泉岳寺駅がある。新駅と泉岳寺は乗り換えに際しての利便性が保たれるはずで、その意味では新駅に泉岳寺という駅名を付ける選択肢もあったはずだが、再開発エリアのコンセプトを優先した格好となった。かつて泉岳寺駅の駅名をめぐっては、寺側が使用差し止めを求めて提訴したこともあった。

平成5年頃、東京で都市開発の研修中だった小生は、休日に泉岳寺から品川駅まで歩いたことがあった。泉岳寺から品川駅方向に向かって歩くと、線路に並行した広い道路となる(国道かな)。緩い下り坂を歩いて行くと、とてつもなく広い線路敷きがパッと開けた。田町電車区があった所である。
その頃、このような構想が考えられるということは全く予想もしなかった。
その頃、横浜のみなとみらいはランドマークタワーが半分くらい建設されていた頃である。東京は渋谷にしろ虎ノ門にしろ開発が急ピッチで進められているという。

オリンピックまでに新東京の姿が見られるのだろうなぁ。その7年後にリニアが開業予定である。リニアなんていうのは昭和40年代に宮崎の実験センターで走行試験を実施していた。あれから50年、もうあと9年、乗ってみたいなぁ。

2018年12月5日水曜日

キレる老人が増えた?

SAの駐車場の出口付近で通行に支障する状態で駐車していたので、ちょっと強い口調で車の運転していた若者に注意した。その若者は”キレ”て高速道路であおり運転して、追い越し車線で停車したため被害者の車もやむなく停車。そこに大型トラックが追突して夫婦が死亡した事故の裁判が始まった。
若者は無罪を主張したという。そんな馬鹿な・・・と思うが、道交法では運転中であることが要件。法令が「あおり運転」という行為を全く想定していないのだ。
裁判で加害者が主張する無罪となった場合、一般的社会通念と著しく乖離するため法の不備があらわになり法治国家の土台が揺らぐだろう。

若者がキレやすいという概念を持っていたので、ある記事を見て「ヘーッ、そうなんだ」と認識を新たにした。

もともと「キレる」という言葉は主に若者に対して使われてきた。しかし、「キレる」現象は高齢者にも見られることが指摘されるようになったという。『暴走老人』の著者、藤原智美はこのような老人を「新老人」と定義した。


老人特有のコミュニケーション不全を憂い、その原因を考察している。藤原は、「キレやすい」「奇妙な行動に突っ走る」高齢者のことを「新老人」と呼ぶことを提唱している。

過激なタイトルだなー
なお、若者の場合と異なり、老人が「キレる」現象は認知症などの疾患が原因となっており、同一視すべきでないとの意見もあるのだとか。

2017年に法務省が発表した「犯罪白書」によると、刑法犯全体は減少する一方で、65歳以上の高齢者の犯罪は20年前の約20倍に増加している。また、JRや私鉄など34社による「鉄道係員に対する暴力行為」について同年の発表によると、加害者の年齢でもっとも多かったのは、なんと60代以上で、その割合は全体の23.3%を占めるという。私たちが噂で聞く「暴走老人」は、決して気のせいではないのだ。 

 
治安が良く、人々のマナーもすぐれていると思われてきた日本で、なぜいま高齢者の暴走が顕著になってきたのだろうか? その問題について、高齢者の置かれた立場という観点から海外での事例と比較しながら論じるのが、『脱!暴走老人 英国に学ぶ「成熟社会」のシニアライフ』(谷本真由美/朝日出版社)という本がある。 

元・国連職員として英国・ロンドンと日本を往復して暮らしてきたという著者はまず、日本の高齢者が置かれている状況を分析し、老人が孤独で苛立ちを募らせてしまう背景には、個々の性格や状況だけでなく、「日本の社会全体のあり方」が関係していることを指摘する。
日本は世界で最も高齢化が進んでいるにもかかわらず、いまだに施策は若い年代を中心としたものが多く、経済的にも社会的にも高齢者が疎外されていると警鐘を鳴らす。


後期高齢者となった小生としては、本当にそうかなと疑問符を付けたいが、2025年問題と騒がれるくらい急速に進む高齢化日本、現実にどんな問題が起きるかは想定困難だ。

「ひょっとしてホワイトハウスの住人に」
東京荒川 諏訪克己様 (評)謎解き川柳。時政を睨んで。そう米国のトランプ氏ですね。すごい勢い。ひょっとしたら。
何の事ない、アメリカにもいるじゃないか!


2018年12月4日火曜日

流行語年間大賞は?

昨日(3日)、今年の流行語なるものが発表された。

冬季五輪のカーリング女子代表チームが試合中に使った「そだねー」が年間大賞に選ばれた。五輪メンバーでロコ・ソラーレの本橋麻里代表理事(32)は表彰式で「ポジティブな言葉だけを発するルールで活動してきた。今後の後押しになる」と喜んだ。
出場メンバーが試合中に何度も「そだねー」とにこやかに話していたシーンが目に浮かぶ。
 
ロコ・ソラーレ本橋麻里代表年間大賞を受賞
トップテンには、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で活躍した大迫勇也選手を称賛した「(大迫)半端ないって」、山口県で行方不明の男児を発見した尾畠春夫さん(79)=大分県=を呼んだ「スーパーボランティア」、セクハラ被害で当事者が声を上げた「#MeToo」が入った。尾畠さんは受賞を辞退。「(大迫)半端ないって」も受賞者が辞退した。 
スーパーボランティアがスポーツボランティアになった
東京都内での表彰式にはNHK番組の人気キャラクター、チコちゃんも登場。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と、トップテン入りした決めぜりふで司会者を一喝すると会場が大きく沸いた。 
チコちゃんも「ボーッと生きてんじゃねーよ」が9位にランキング
この他、今夏の異常気象を象徴する「災害級の暑さ」やコンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」も入賞。
ボクシング界の闇をあらわにした「奈良判定」、国会審議での論点のすり替えをやゆした「ご飯論法」も選ばれた。

元山根会長にインタビュー取材したという。
山根明氏、「奈良判定」が流行語トップ10入りで激怒「何か裏が動いとる!」TVで
日本ボクシング連盟元会長の山根明氏が4日、TBS系「ビビット」で、3日に発表された「ユーキャン新語流行語大賞」で、自身が関わった「奈良判定」がトップ10入りしたことに「嬉しくも何にもない!怒りを感じる!」と激怒した。

 番組では3日発表の「新語流行語大賞」を特集。山根氏が関わった「奈良判定」がトップ10入りを果たしたことから、番組では直接インタビューを行った。

 山根氏は「奈良判定」が発表された瞬間「出たか」とポツリ。だがフツフツと怒りが沸き上がってきたのか「流行語も何も、一般の市民(奈良判定なんて)言ってませんやん」とコメント。そして「これは何か裏が動いとる」とトップ10入りに疑問を呈し「嬉しくも何もない!怒りを感じる!」と激怒した。

 更に怒りはヒートアップ。「奈良判定とか言ってるのはね、人を陥れる言葉なんですよ!『男山根』って入れてるんやったら別や。真実を言っていることをね、男らしく生きている男の(言葉が)あるのを入れずにして、奈良判定はない!」と言い切った。
ちなみに山根氏が選ぶ流行語は「男山根」だった。

ボクシング協会や体操協会の騒動が急激にしぼんでしまった。ということは、まともに機能しているということか。

ちなみに去年はどういう言葉だったか覚えているだろうか。小生は思い出せないので調べてみた。
調査の結果、年間大賞は「インスタ映え」。写真共有SNSのインスタグラムに投稿するために写真にこだわる現象から生まれた言葉。同賞事務局は「2017年はインスタ映えの意識が一般に浸透した年だった」とし「かわいい誰かに変身したいという願いはいつの時代も女の子のみならず、人を夢中にさせる。インスタ映えは人類の永遠のテーマを叶えてくれる、スマホの向こうのおとぎの国のステージなのだ」と解説したものがあった。

「忖度」もあった。この言葉はいろんな状況に応用できる優れものである。
だが、1年経つと何だったか思い出せない自分が情けないなぁ。

2018年12月3日月曜日

逆さ雪づり

昨日は本ブログで師走には珍しい金沢の好天について記したが、今朝の新聞1面に、「穏やか師走サンデー 兼六園「逆さ雪づり」くっきり 」と題した記事が掲載された。
 2日の石川県内は日中、青空が広がり、穏やかな「師走サンデー」となった。風もそよぐ程度で、兼六園では雪づりが施された名木「唐崎松(からさきのまつ)」が霞ケ池(かすみがいけ)にくっきりと映り込んだ。鏡面のような「逆さ雪づり」の光景に来園者は息をのんだ。


  金沢地方気象台によると、朝方は放射冷却現象のため県内全11観測地点で今季一番の冷え込みとなり、輪島市三井の氷点下1.3度など3地点で0度を下回った。金沢では初霜を観測し、平年より1日、昨年より10日それぞれ遅かったという。

小生は予定どおりタイヤ交換を行った。タイヤ置き場は物置なのだが、タイヤの上には炬燵板を乗せて種々雑多なものがその上に鎮座しているため、先ずそれを移動する作業から開始しなければならない。それが済んだら2本づつ転がしてガレージ前に運搬する。
次に2tジャッキを棚から取り下ろすのだが、ここもジャッキの上に箱や缶類がずらりと乗っているので、その移動にかなり時間がかかる。

タイヤ交換そのものは30分もあれば終了なのだが、終った後に今迄にない疲労感を覚えた。やはり手術後の運動不足かも知れない。
先月25日も好天だった。ある人がこの日に内灘から立山を撮影したという。

意外と立山が近くに感じる写真である
内灘から立山連峰が望めるという話は最近知ったのだが、ネットでほぼ同一箇所から写した写真があった。

冠雪した立山なので3月頃の撮影だろう
で、山の名称を解説した資料もあった。

上の写真と比較して山の特定はちょっと難しい
内灘から立山だけではなく白山の眺望できるという。

白山がかなり間近に見える
今日は一転して小雨模様。本当に昨日はいい天気だったなぁ。

2018年12月2日日曜日

今日はタイヤ交換日和

今日は朝から素晴らしい天候。師走に入った金沢には珍しい好天である。
武家屋敷では昨日から毎年恒例行事となっている「こも掛け」が行われている。


金沢の冬の風物詩の一つ「薦掛け(こもがけ)」。武家屋敷跡の土塀を凍結や雪による損傷から守るために行われているもので、毎年12月行われる。金沢に本格的な冬の訪れを告げる風習で、これを機に街並みが冬らしく変わっていく。
このこも掛けについて、金沢市は開催日や時間等をHPに掲載している。

開催日◆2018年12月1日(土)~2日(日)
時間◆両日10:00~15:30
会場◆金沢市長町武家屋敷跡界隈
問い合わせ先◆金沢市景観政策課 Tel.076-220-2364 
 
こも掛け作業


こも掛けは、土塀の中にしみ込んだ雨水が凍って土塀にひびが入るのを防いだり、積もった雪が落ちるときに土がはがれるのを防ぐため、わらで作った薦(こも)を土塀につり下げるものだ。
1枚が幅3.6メートル、高さ95センチの薦が、総延長約1,100メールの土塀に取り付けられる。

今年は初めて週末に合わせて作業が行われたこともあり、雪国らしい光景に、多くの方々が足を止めて興味深そうに見入っていたという。
この「こも掛け」の風景は、3月中頃まで見ることがでる。

用水の中に入って作業する場合がある
江戸時代から続く景観を守るために、薦作りに励む職人が紹介されていた。
今回みらい遺産を紹介してくれる坂井利男さん(73歳)である。
坂井さんが薦づくりを始めたのは5年前。
その時、思い出したのは亡き父の姿だったという。 


農家だった坂井さんの父親は藁を使って、筵(むしろ)や俵を手作りしていた。
その道具を坂井さんは大切に保管していたという。
父の道具を使いながら手探りで薦づくりを始めた、坂井さんである。
総延長が1,100mにも上るこもを坂井さん一人で手作りしているんだろうか。

さて、今日は絶好のタイヤ交換日和である。昼からやろーっと。


2018年12月1日土曜日

アマメハギ保存会長との縁

一昨日(29日)午後4時半、国連(ユネスコ)で審議されていた日本の無形文化遺産の「来訪神」が登録決定となった。件数は国内で次の10件。県内では輪島市の面様、門前と能登町秋吉のアマメハギが3件である。
吉浜のスネカ - 岩手県大船渡市
米川の水かぶり - 宮城県登米市
男鹿のナマハゲ - 秋田県男鹿市
遊佐の小正月行事 - 山形県飽海郡遊佐町
能登のアマメハギ - 石川県輪島市・鳳珠郡能登町
見島のカセドリ - 佐賀県佐賀市
甑島のトシドン - 鹿児島県薩摩川内市(下甑島)
薩摩硫黄島のメンドン - 鹿児島県鹿児島郡三島村(薩摩硫黄島)
悪石島のボゼ - 鹿児島県鹿児島郡十島村(悪石島)
宮古島のパーントゥ - 沖縄県宮古島市(宮古島)
来訪神という言葉は初めて聞いた。初めて、あっ、そうか、鬼は神様なんだと気が付いた。


 能登のアマメハギの地元の輪島市と能登町では、審議の模様を大型テレビでインターネット中継するパブリックビューイング(PV)があり、登録が決まると住民らが歓喜に沸いた。

「アマメハギや」「決まった」。二時間ほど前から十五人が集まっていた能登町秋吉公民館。決定の瞬間、来訪神の仮面やわらの靴を手にした住民らは拍手し、喜びを分かち合った。
同地区では、大人ではなく仮装した小中学生が家々を回るのが特徴。大場哲(のり)子さん(72)は「お年玉がもらえるみたいで、子どものころは年に一度の楽しみだった。生まれ育った所の風習が世界に注目されて夢のよう」と話す。 


三十五年前から同地区アマメハギ保存会会長を務める天野登さん(83)は、観光客らに風習を紹介したり、自宅を改装した資料室に招いたりしてきた。「伝統を受け継ぐ担い手は過疎化で少なくなっているものの、この文化は地域の宝。他地域の子どもや観光客にも参加してもらうなど工夫し継承に努めたい」と語った。 

輪島市の面様年頭
輪島市役所の一階ロビーには、保存団体の関係者や来庁者、梶文秋市長ら六十人ほどが集まった。登録が決まると、一斉に拍手が起こり、握手を交わして決定を祝い合った。
同市門前町皆月地区の伏見孝一区長(69)は「地域を挙げて長い間取り組んできたことが認められた」と喜びをかみしめた一方、「これからの活動も真剣にしないといけない」と気を引き締めた。

35年も前から保存会長を務めているという天野さんは、昭和36年に能登線建設業務で小木工事区に赴任したときに出会いがあった人。その時、天野さんは自衛官を退官され工事区の運転手をされていた。


小生19歳、天野さん27歳で双方独身。飯田、小木、宇出津のバーに一緒した。保線機械の修理のため、天野さんと二人で金沢に出張したのだが、千里浜海岸を全区間運転させてもらったり、石坂の旧遊郭街をたむろしたりした。天野さんの陰に隠れてひやひやしながら逃げ回るように歩いた。

進駐軍払い下げのウイルスジープが松波工事区と小木工事区に配車されていた。

ジープは本来はオープンカーだが、小木工事区配車のジープはワゴン式に改造されていた。当時は4駆は珍しく、遊びで急こう配ののり面や階段を登ったりした。中古車なので頻繁に故障した。クラッチ版が減ったということで修理費が15万円も。部品は国産品にはないので取り寄せとなった。初任給が1万円の時代、年収では足りなかったのだ。

当時、小生は無免許だったが、年末年始に留守居番を命じられて暇に任せて県道に出て運転の練習に励んだ。
アマメハギの話題が無免許の話になったが、能登線から岐阜に転勤して以降、顔を合わせたことはない。天野さんは能登線建設が終わったS39年に金鉄局に本採用となって定年まで尽力された。一度、お会いしたいと思っている人である。