2024年4月22日月曜日

ちょんこ山

 能登の方言で「ちょんこい」という言葉がある。ちょんこい犬やなというように小さいという意味だ。宇出津の曳山祭で子供用の山をちょんこ山という存在を初めて知った。おふくろが宇出津の実家へ帰るときには必ず連れていかれたから、あばれ祭り等に何度か行ったことを覚えている。この曳山祭も千間の橋付近で見た記憶が残っている。そういえばダシの綱も引いた覚えが残っている。

曳山祭のダシ

このダシは震災で道路復旧されていない場所もあるようで曳山は中止となった。その代わりに子供のダシであるちょんこ山を引き回した。

ちょんこ山を引く子供たち

下水道マンホールが浮き上がっているが、これではダシの引き回しはとても無理。
祭の承継は子供たちが楽しさを体験する必要があるが、ちょんこ山はその役目を十分に果たすことだろう。来年はきっと本山車が引けることだろう。

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