桃の節句(3月3日)を前に、神谷内町のかみやちこども園で1日、「ひなまつり会」が開かれた。年長児34人がひな人形の衣装に身を包んで歌や踊りを披露し、伝統文化に触れた。
ほかの園児や保護者が見守る中、童謡「うれしいひなまつり」のピアノ演奏が流れてカーテンが開けられると、おひなさまや三人官女、五人ばやしにふんした年長児が4段のひな壇に並んで登場。「右大臣はお殿様とお内裏様を守る役目です」などと、それぞれの役割を説明した。
五人ばやしの笛を手にした斉藤蒼汰(そうた)ちゃん(6)は「初めてはかまを着て、お母さんに見てもらって楽しかった」とにっこり。池田詩音(うた)ちゃん(6)も「着物を着てきれいになってうれしい。小学校ではプールが楽しみ」と話した。
こども園の粋な計らいでお雛様に扮した子供たちは大喜びしたことが見えた。子供たちにとっては一生の思い出として脳裏に刻まれることだろう。
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