リニア中央新幹線の沿線都府県でつくる建設促進期成同盟会は5月31日、東京都内のホテルで総会を開いた。静岡工区で着工が遅れている問題について、山梨県の長崎幸太郎知事は「同盟会で意見を交わし合う場を設けるべく、まずは事務方で調整を始めてほしい」と提案。会長の大村秀章知事は「事務方で速やかに協議、検討していきたい」と答えた。
大井川の流量減少などを懸念し、静岡工区の着工に反対している静岡県の川勝平太知事は「合理的に解決すれば、(開業に)何の支障もない」と強調した。...そして、「私は建設促進派」なのだと・・・
東京・名古屋・大阪の三大都市区域が一体化され、人口7000万人のスーパー・メガリージョンが形成され、世界中からヒト・モノ・カネを呼び込む巨大な経済圏を生み出す・・・
国家プロジェクトに位置づけられているリニア新幹線の事業。ただ、静岡県は大井川の水資源や生態系への影響を懸念し、静岡工区は着工できておらず、予定していた2027年の開業は難しい状況なのだ。
ある人は川勝知事は「水面下の駆け引き」がまるでできない・・という
それには、東電RP、中部電力との交渉だけでなく、永田町(自民党)、霞が関(中央官庁)とパイプを持ち、政治的な駆け引きをしなければならない。
川勝知事は、拙著『知事失格 リニアを遅らせた川勝平太静岡県知事「命の水」』(飛鳥新社)で紹介したように、物議を醸す派手なパフォーマンスは得意でも、地道に政治的手腕を発揮することや水面下での駆け引きが全くできないのだ。
東電RPは、リニア問題で苦境に陥るJR東海へ協力姿勢を明らかにした。この協力が水利権とは無関係とする東電RPの企業論理も理解できる。
一方、数多くの電力開発ダムで干上がった大井川中流域の自然環境保全は、河川管理者の川勝知事が当事者なのだ。
こちらはリニア問題とは、全く別の“土俵上”の問題である。嘘とごまかしによる政治姿勢だけでは何ともならない。
川勝知事は田代ダム案に言い掛かりをつけることで、水利権につなげるかのような主張をするが、実際は、単に自身の政治家としての力量がないことをごまかしているに過ぎない。
大井川には東電や中電の水力発電所が沢山設けられている。住民からその水問題が以前からあった。その問題をリニアのトンネル工事で流失するという問題にすり替えて、水を一滴たりとも出すな、その問題を解決しない限り調査や工事に反対・・・。
また、掘った土は県内に捨てるな・・・こんなことを言った川勝知事である。結局、リニア開業の目途は全く立たない状況になった。これはJR東海に対する嫌がらせのほかの何物でもない。
建設促進期成同盟会 |
東京・名古屋・大阪の三大都市区域が一体化され、人口7000万人のスーパー・メガリージョンが形成され、世界中からヒト・モノ・カネを呼び込む巨大な経済圏を生み出す・・・
国家プロジェクトに位置づけられているリニア新幹線の事業。ただ、静岡県は大井川の水資源や生態系への影響を懸念し、静岡工区は着工できておらず、予定していた2027年の開業は難しい状況なのだ。
ある人は川勝知事は「水面下の駆け引き」がまるでできない・・という
それには、東電RP、中部電力との交渉だけでなく、永田町(自民党)、霞が関(中央官庁)とパイプを持ち、政治的な駆け引きをしなければならない。
川勝知事は、拙著『知事失格 リニアを遅らせた川勝平太静岡県知事「命の水」』(飛鳥新社)で紹介したように、物議を醸す派手なパフォーマンスは得意でも、地道に政治的手腕を発揮することや水面下での駆け引きが全くできないのだ。
東電RPは、リニア問題で苦境に陥るJR東海へ協力姿勢を明らかにした。この協力が水利権とは無関係とする東電RPの企業論理も理解できる。
一方、数多くの電力開発ダムで干上がった大井川中流域の自然環境保全は、河川管理者の川勝知事が当事者なのだ。
こちらはリニア問題とは、全く別の“土俵上”の問題である。嘘とごまかしによる政治姿勢だけでは何ともならない。
川勝知事は田代ダム案に言い掛かりをつけることで、水利権につなげるかのような主張をするが、実際は、単に自身の政治家としての力量がないことをごまかしているに過ぎない。
何で静岡県がリニア着工を妨害しているのか、よく理解できた。
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