最大震度6強の地震の影響で運休していた東北新幹線が昨日(14日)、全線で運転を再開したという。
3月16日の地震発生後、那須塩原―盛岡間の電柱や高架橋など約1千カ所に損傷が見つかり、運転を見合わせていた。安全が確保できた区間から順次運転を再開し、4月2日に郡山―福島間、4日に仙台―一ノ関間が再開した。損傷箇所が多かった福島―仙台間は4月20日前後の再開予定と説明していたが、車両の撤去作業などが想定よりスムーズに進み、予定を早めたという。
座屈破壊した高架橋の柱や橋桁が乗った高架橋横桁破損状況から、不眠不休でも1ヶ月半と指を折った。どのような工程で復旧されたのか知りたい。仕事を離れて15年を経たが、その間に復旧工事のノウハウが大幅に向上したことになる。
40年近く土木技術業務に携わったが、工事日数がこのように革新的に短縮する技術は、聞いたことも経験したこともなかった。どんな工程で進められたのか詳細を知りたいものである。JR東日本建設工事部の皆さんにご苦労様でしたと伝えたい。
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