2021年3月17日水曜日

防災士の組織化がようやく始動

各校下に自主防災会という組織があり、吾が町内でも組織化されて毎年避難訓練を実施している。校下では全町会が参加する自主防災訓練が実施されている。この場で活躍されているのが「防災士」の皆さんである。吾が千坂校下にも20名前後の防災士が積極的に指導的立場で活動されている。だが、防災士の皆さんが組織的に総合的な防災計画について話し合う会議を開いたという話しは聞いたことがない。

町内避難訓練

校下防災訓練の総括について講評の木下防災士
そしてようやく、組織化される目処が付いたようである。災害発生時の避難所運営などで地域のリーダーとなる「かなざわコミュニティ防災士」を集めた初の組織が27日、金沢市で設立されるという。同防災士は本年度末で千人を超す見通しで、専門知識を生かし、地域の防災力向上につなげる。

市はコミュニティ防災士を増やそうと、資格取得後のスキルアップ研修などを開催。資格取得に必要な講習の受講料三万円を県と市が補助する制度もあり、本年度末で認定者は約千五十人に上る見込み。

新たに設立されるのは「かなざわコミュニティ防災士会」という組織なのだ。市内各地の自主防災会代表者が推薦する約百二十人の防災士からなる。「女性・福祉推進部」「広報・情報部」など四つの部会で事業を企画し、自主的に活動するという。

コミュニティ防災士については、十日の市議会一般質問で麦田徹議員(みらい)が取り上げた。当事者から「あまり活動することもなく、資格者としての意義を感じない」「女性の意見を防災に反映したいが、何をしたらいいか分からない」などの声が出ていると指摘した。
(麦田市議の鋭い指摘に注目!)

山野市長は「新たに設置する防災士会を通して、独自の研修会や訓練などを行っていただきたい。女性の視点を生かした組織づくりや活動にも期待している」と答弁。「会の活動を通して市の防災力が高まっていくことを期待したい」とも述べた。

市に防災放送の音声が小さくて聞こえないという話しをしたことがあるが、あっ、そうと云われただけで全く取り合ってもらえなかった。市担当者に真剣味がないのであきれるばかりだ。

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