その日は集会所の3階で十数人がサークル活動をしていた。3時ちょっと前、少し建物に揺れを感じたので、何事かとテレビ画面に切り替えた。東北地方に地震が発生したのである。サークル活動どころではなくなり、実況中継画面を注視した。このニュースで非常に気になったのが、津波が押し寄せてくるのに道路を行き交う車が何台もあったことである。
上部に見える細い道路を走る車が何台か |
おびただしい車が浮きながら濁流に流された |
能登半島地震で不思議に思うのは、地震規模の割には死者が1名だけだったということが奇跡のように思われる。能登有料道路もあちこちで崩壊した。が、車の事故は発生しなかった。これも不思議。
学者の方々は東南海地震の発生を警告されている。和歌山県に訪れた災害研修で「稲むらの火」で知られる紀州広村(現在の広川町)の防潮堤を見学したことを思い出した。森本富樫活断層帯の真上に住む我々も常に地震の警戒心を怠らないようにせねば成るまい。
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