2021年3月29日月曜日

61年前の修学旅行

時は今から61年前の昭和35年3月に遡る。修学旅行の北九州方面からの帰路で別府から大阪港に朝方到着、金沢に向かう列車待合時間に大阪駅で写した一枚の写真を探し当てた。探した理由は後述する。
当時、東京・大阪間は1年半前に運行開始した電車特急こだま号創設により、東京・大阪間が日帰り可能となったのである。
東京・大阪間電車特急こだま号運行開始(S33・11)

東京・大阪間所要時間6時間22分
昭和33年11月に国鉄初の電車特急「こだま」号が、東京・大阪/神戸間にデビューしました。「こだま」はその名前の通り、東海道を日帰りで往復できるダイヤだったことから「ビジネス特急」とも呼ばれました。

これより6年後の東海道新幹線が開通した時の東京・新大阪間は4時間。現代は東京・大阪間は新幹線のぞみ号で2時間22分。実に早くなった。リニアが開通すれば1時間前後だという。
金沢行き列車待ち合わせ中に「こだま号」が到着した
当時はあこがれの最新型の電車だったので急いで友達を並ばせ写した

走行中のこだま
ちなみに、この時は敦賀・今庄間の北陸トンネルは鋭意工事中であった。
金沢・上野間は信越線経由の夜行列車で9時間。上越新幹線経由では4時間。それが今では2時間半である。この所要時間はズーッと変わらないだろう。

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