2024年2月21日水曜日

やがて終列車が到着する頃

能登線日和という写真集が手元にある。この写真集は能登線が廃止された平成17年3月に発行された(著者湯浅啓)。その中で思い出がいっぱい詰まった1枚がある。トンネルに入った終列車がやがて白丸駅に到着という場面である。


昭和37年、国鉄は宇出津・松波間の開業を目指して鋭意この付近で軌道工事を進めていた。その工事の監督員を務めていた時だった。

白丸駅付近レール敷設工事

昭和38年10月開業前日に白丸駅にも国旗を掲げた。


湯浅啓氏の写真集を眺めているとなぜか涙が滲む。

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