2024年2月15日木曜日

早く上下水道復旧をと言われても

地震発生から今日で6週間余が経過したが、上下水道復旧の見込みが立たないという。上下水道管は道路に埋設されており、各家庭に分岐されて上水道では元栓が設置されている。ここまでが公共の事業である。輪島市では、現在もおよそ1万戸で断水が続き不自由な暮らしを余儀なくされているという。

水道管復旧工事

現地の水道復旧を支援するため、全国各地から行政区域ごとに応援部隊が派遣されている。高崎市は、市の水道局の職員や地元の水道工事業者、合わせて9人を派遣することになり、13日に出発式を開いた。この中で、高崎市の富岡賢治市長が「現地では生活に欠かせない水道が止まった状況が続いている。地震が続く中、十分注意して支援にあたってほしい」と激励した。

各家庭の止水栓等は倒壊家屋の撤去が済まないと着手
できない。
しかし、幹線道路に埋設されている上下水道管の復旧工事は問題なく着工できるが、幹線以外の道路は倒壊家屋の始末が終わらないと止水栓設置は困難である。このことから、まだまだ水道復旧は長引きそうだ。

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