2024年2月16日金曜日

網走流氷の危険行為頻発

中国から日本へやってきた中国人旅行客がドッと増えたという。今年は網走に流氷が接岸するのが随分と早かったようだ。昨日、ニュースを見た中で「流氷シーズン到来 観光客の危険行為相次ぐ」とタイトルを打ったニュースに見入った。

一面の流氷の中を進む観光船。船の上から間近に流氷を楽しめることから人気を集めていまる。
観光客:「
こうやって目の前で見ると流氷のダイナミックさというか、壮大な光景を目にできて、すごく感動しています」。

網走では先月22日に、平年より13日早く流氷が接岸し、本格的な流氷シーズンを迎えた。来月上旬まで見頃の流氷。しかし、こんな危険な行為が見られた。中国からの団体客とみられる集団が姿があった。

撮影者「こんなにもたくさんの人が乗っているのは、初めて見たので。ちょっとびっくりして。(ドライ)スーツではなくて。危ないっていうのを知らない状態で、乗っているんだろうなと」

撮影者が大きな声で注意すると、流氷から降り、岸へ戻ったという。
■危険性知らず…海に落ちたら“15分で絶命”
海上保安署は警察と協力し、ポスターなどで注意喚起しているが、危険性を知らずに流氷に乗る人が後を絶たないという。
網走海上保安署 梅本哲也次長
「一見、動いていないように見えても、常に流氷は動いております。この流氷の上に乗って、そのまま沖に流されるということもあれば、そこから落ちるということもございます。(海に落ちて)15分経つと、低体温症を起こして意識が遠くなって、死に至る可能性があります。大変危険な行為ですので、決してなさらないように」 

この記事を見て、26年前、網走港から砕氷船に乗り知床半島までびっしり流氷で覆われた景色を堪能したことが蘇った。

網走市内方面の陸地
平成10年3月の旅行では知床半島まで流氷の平原が続いていた

懐かしい思い出を連れてきてくれたニュースだった。

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