2019年6月7日金曜日

二年ぶり盟友に再会

一昨日、ウオーキングのルートをいつもと違う道を行ってみようと思い立った。ひょっとして長く隣町の町会長をしていた人に会えるかも知れない・・・と淡い期待を抱いて隣町の公園の手前の道にさしかかった。
小川に沿った幅1mほどの道をたどると公園の入り口になるのだが、なんだかいつもの雰囲気と違う。今までこんなではなかった・・・。そこは雑草が伸び放題になっていた。こんな状態になっているのを初めて見た。

公園には大勢の子供たちが遊びに来ていて賑やかだった。公園を横切って道路に出た。この公園の前の道路の傍に小生と同時期に町会長をしていた人の家がある。もしかして逢えるかも・・・と淡い期待をしていたのだが、前庭で後ろ向きになって作業をしている人がその人だった。

「Mさん、久しぶり!こんにちわ」と声をかけた。振り返って一瞬きょとんとしていたその人が、「いや、めずらしい!」と。数分ほど立ち話していたところ、玄関を開けて折りたたみイスを取り出して「すわんまっし」と勧められた。
小生は6年だったがその人は8年町会長を務められた。

2年ぶりの再会だったので話題は尽きない。その人に、「向こう側の公園入口付近の道路に雑草が伸び放題になっているが、あんたが町会長をしていた時は実にきれいだった。町会では除草しないんか」と尋ねた。

「3年前までは自らも公園や付近の道路も除草していたし、町内に公園維持管理者が数人指定されていたのだが、それも解散してしまった。2年任期で町会長が代わるようになって責任感が随分小さくなった感が否めない」と。それで雑草が伸び放題となっている状況を理解した。
盆踊り大会も寄付集めをしなくなったので、町内の「花」と町費でやらざるを得なくなったので櫓もなし。柱を4本立てるだけなので人も集まらなくなってしまった」と寂し気に話された。

この町会の盆踊り大会はどこよりも早い7月中旬に実施している。町会代表として「花」を持参して盆踊りを見に行ったし、わが町内の盆踊り大会にも来賓として迎えた。

ウチの町内の盆踊り大会で踊りに参加したMさん
町会連合会で相互に役員をしたことの思い出話など、話が尽きなかった。気が付いたら2時間が過ぎていた。
校下に23町会があるが、2年交代、1年交代の町会長が過半数を数える。自分の持論は「1年や2年で町会長を務めても、住みよいまちづくりは無理」と常々持論を展開している。Mさんが退いた町会の現状をみればその言葉が理解できると思う。

わが町内の町会長は7年目となった。就任当時、「最低6年はやらんとだめやぞ」と申し送りしたが今年も手を挙げる人不在で1年延ばしてくれた。だが、「手がしびれ、視力が衰え、ほかにもだめなところがいっぱい、もうがたがたや」といいながら奮闘されている。小生に町会長選考委員会を立ち上げて検討してもらいたいという。難しい問題だなぁ。

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