2019年6月3日月曜日

事件の卵8050まだ64万人も 

川崎事件の犯人は自殺した。SNSでは「死ぬなら一人で死ね」のツイッターが拡散していることに対して大学教授がそれは間違いだと投稿したら炎上しているという。
そして、8050問題に関わる殺人事件がまたまた発生した。


6月1日(土)の夕方、東京・練馬区の住宅街で元農水事務次官の熊澤英昭容疑者(76)が、同居する息子の熊澤英一郎さん(44・無職)を刺殺。川崎市・登戸の小学生児童ら連続殺傷事件を起こした岩崎隆一容疑者(51・死亡)が長期にわたって就労しない”引きこもり傾向”にあったことが改めて社会的に議論となる中、一報は飛び込んできたのである。


動機は「周囲に迷惑をかけてはいけなかった」と熊澤容疑者は供述しているという。
事件当日も口論したらしい。被害者は息子、40代の引きこもり中で家庭内暴力が絶えなかったというではないか。この日、隣接する小学校の運動会で「うるさい」と叫んだ。
殺人者をかばうつもりはないが、このおやじさんにしては、先の川崎事件が頭に浮かんだのに違いない。「ひょっとしたら息子も事件を起こすかもしれない・・・」と。

熊澤容疑者が抱える家庭内でのストレスは暴発寸前だったという。捜査関係者が話す。
「熊澤容疑者は息子の家庭内暴力のことでかなり精神的に参っていたようです。周囲や官僚仲間にも息子の引きこもりについての相談をしていました。」と。
この日も小学校の運動会がうるさくて、そのことが原因で口論に発展。日頃から家庭内に暴力を振るっていたが、熊澤容疑者は『周囲に迷惑をかけてはいけなかった』と話しています」

殺された息子の英一郎さんは、ネットで本名の「熊澤英一郎」を名乗り、ゲーム「ドラゴンクエスト」についてのツイートをしていた形跡が残っている。また、SNSには本人と思しき人物による、こんな書き込みも残されていた。
〈あの本名、熊澤英一郎と申しまして元事務次官の愚息であります。凄い人でしょ?w 国家レベルの人なんですw〉
働きもせず何が「すごい人でしょ?」だ。親父さんのストレスが限界に達した気持ちが分かる。
ニートの例;ニートは共通した生活をしているようだ
「私がここに住むようになって何年も経つけれど、一度しか息子さんを見ていない。3年前の昼間で、白いTシャツ姿。今風の長めのマッシュルームカットだった。あいさつなどもなく、ムスッとした様子でした。
お父さんは朝からウォーキングしたり、お母さんもお花に水やりしたり、とてもやさしそうな、感じのいいご夫婦でしたが……」(別の近隣住民)
川崎事件の住民も同じことを述べていた。なにせ籠っているため「見たことがない」のだから。

熊澤容疑者は今日6月3日、送検されるという。

それにしても池袋事件の犯人も高級官僚だったが、逮捕されなかったため容疑者でもないのだとか。今回の事件は即逮捕。上級国民という特権階級があるやに聞こえていたが、そうでもないらしい。

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