2024年11月30日土曜日

高血圧と認知症治療薬

持病に高血圧症がある。その飲み薬が切れたので、行きつけのクリニックに行ってきた。最近、ネットで血圧が130以上が160以上が高血圧ということになった・・・という記事を見たので、医師に160まで治療の必要がなくなったのですかと尋ねた。
医師は首を横に振り、従来と何も変わっていないと返答があった。

家に帰ってネットで再確認した。
全国健康保険協会(協会けんぽ)が送っている受診勧奨のメッセージ内容が2024年4月に変更になったことがきっかけで、メッセージ内容が誤った解釈で拡散されてしまい、多くの誤解を招くことになったとあった。

判定基準値

さて、話題一転だが金大附属病院は29日、米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー型認知症新薬「ドナネマブ(商品名ケサンラ)」を使った治療を開始したという。
病院によると、全国初の投与で、この日は軽度認知障害(MCI)と診断された石川県内の70代女性が治療を受けた。担当した脳神経内科の小野賢二郎教授は「これまで治療が難しいと思われた人にも選択肢が広がる」と強調した。
20日から保険適用となったドナネマブは、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質「アミロイドベータ」を取り除き、病気の進行を緩やかにする。アルツハイマー病によるMCIや軽度の認知症患者が投与の対象となる。

全国に先駆けて金大で治療開始となった

ドナネマブを投与できる医療機関は、常勤の専門医が複数いることやMRI(磁気共鳴画像装置)など投与の際に適切な検査が可能なことなど国の定めた条件がある。金大附属病院はこれらの条件を満たし、治療薬を使用する体制が十分に整っていたため、全国に先駆けて投与が始まった。

昨年実用化された「レカネマブ」は2週間に1回の点滴が必要なのに対し、ドナネマブの投与間隔は4週間ごと。女性は通院の負担を考慮し、ドナネマブを選んだ。「いい薬が入ってくれて良かった。体が良くなればうれしい」と効果に期待した。
これまで治療できなかった認知症が治る藥を求めて、全国から患者が押し掛けるだろう。

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