昨日はたまたま見ていたテレビでプロジェクトXが始まった。
トルコのボスポラス海峡の海底トンネルを大成建設が主役となって建設した物語だった。
30年前になるがドーバー海峡の鉄道トンネル建設は鹿島建設がメインとなって完成させた。
これは開通の模様がニュース等で放送されたのでよく知っていた。が、昨日のボスポラス海峡の鉄道トンネル建設は着工から完成まで一切知らなかった。
ここも日本人の優秀性があったればこそ完成したことを知り、改めて関係された皆様に大きな拍手を贈りたい。
150年間も着工されなかった世紀の難工事、トルコ・ボスポラス海峡海底トンネル。厳しい地形条件を恐れて世界各国のゼネコンが固辞する中、挑んだのは日本とトルコの混成チーム。「鋼鉄の男」と呼ばれる大成建設の日本人リーダーの下、予測不能の複雑な潮流を読み解き、海中に直接トンネルを作る特殊工法を採用。
アジアとヨーロッパをつなぐ地下鉄マルマライを実現させた。市民の通勤事情を劇的に改善し、今なおトルコで語り継がれる物語。
こんなテレビ番組を見ると、元土木屋としてトンネル掘削を担当した者の血が踊り出す。
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