2023年1月29日日曜日

氷見ブランド何するものぞ!

京都のある高級料理店では、ブリの水揚げが始まると氷見の魚市場に買い付けに行くという。いわゆる「氷見ブランドのブリ」である。ブリは氷見に限るという。先だって、近江町で佐渡産のブリを安く買ったというブログを投稿したが、魚屋の親父の云う通り、ブリは佐渡から氷見まで数時間もかからずに泳いで行く・・・と。
しかし、どういう訳かその価格差は大きく、宇出津・七尾の県産はとても氷見産には及ばなかった。

それがである。昨日のニュースによれば、県産ブリが東京市場で氷見に迫る価格で取引されたというではないか!
それによれば、12月1か月間に、東京に出荷された石川県産の「寒ブリ」1キロあたりの平均取引価格は2696円で、トップの富山県に迫る価格で取り引きされたというのだ。


県産の「寒ブリ」は、過去5年の平均で富山県出荷のブリと比べて、最も安いときで50%ほど、高いときで70%ほどの情けないほど安い価格で取り引きされてきたが、12月は91%と価格差が大幅に縮んだという。
県漁協によると、12月までの今シーズンの水揚げは前の年の同じ時期と比べて3.4倍と好調で、他の産地の水揚げが少ないなか、人気が集まったとみられる。


また、県漁協が今シーズンから重さが14キロ以上など、厳しい条件をクリアした寒ブリを最高級ブランド「煌」として出荷を始め、初競りで1本400万円の高値が付き、注目を集めた影響も大きいとみている。

何だかもやもやしていたものがスーッとした気分になった。

0 件のコメント: