この人工池に投げ込まれた硬貨の回収額が、今年度12月時点で前年同期比1万3069円増の3万6113円となり、新型コロナの感染拡大前の水準に戻り始めているという。
移動自粛が呼び掛けられた昨年に比べて観光客が増加し、何かを願ったり、来訪記念の思いを込めたりして「投げ銭」をする人が増えているとみられる。
人工池では、北陸新幹線の開業前から観光客らが硬貨を投げる姿が見られ、「金沢版トレビの泉」とも呼ばれている。市は毎年度、5月と12月、2月または3月の計3回、職員が硬貨を回収している。今月7日には、軍手を着けた職員2人が池に入り、底に沈んだ硬貨をバケツに入れて回収した。
金沢版トレビの泉の「投げ銭 |
新型コロナウイルスが流行し始めた三年前から回収額が激減。コロナ禍による外出自粛などが影響していた。
「歴史が今に息づく町」と印象付けるため、藩政時代から街中を流れてきた辰巳用水の水を取り入れている。地下広場を管理している金沢市道路管理課は、池へのごみ捨ては禁止しており、硬貨の投げ入れは禁止も推奨もしていないが、池の底にはちらほらと硬貨が落ちているのが見える。
1 件のコメント:
長い間ご無沙汰しているうちに金沢も変化していますね、コロナが集束したら訪ねてみたいです☺️
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