定年から10年過ぎても、まだまだ元気に努められておられる方が実に多い。私が就職したころ、50を回った人達は高齢者そのものだった。55歳で定年になり、関連企業に再就職して5年くらいで就労は終わりだった。それが、65歳定年になって、さらに70歳定年云々という時代になった。
今日のニュースにこんな見出しがあった。
「県内企業の約4約 65歳超の人を雇用する制度設置」
高齢者の働き方を取り巻く環境が変化するなか、石川県の約4割の企業が、65歳を超えた人を雇用する制度を設けていることが、労働局の調査でわかったという。 企業は、従業員が望む場合には65歳まで雇用することが法律で義務づけられ、その後、70歳まで就業機会を確保することが、努力義務となっている。
石川労働局によると、ことし6月時点で、県内の約2600社を対象に、65歳を超えた人を雇用する制度があるか尋ねたところ、全体の40.1%が「設けている」と回答した。
そんな社会情勢の変化から、定年後は地域に貢献できる町会長等の役職ができた世代が、今では70歳を過ぎても仕事を続けている人が当たり前のようになり、地域のために奉仕できる期間が殆どなくなってしまった。これは地域にとっては不幸なことである。
10年前には30人もおられた、小学生下校時の交通安全誘導をしていただく担当者がどんどん減少して10人前後となり、後任の人が殆どおられなくなってしまった。人手不足がこんなところにまで影響している。
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