2022年3月11日金曜日

涙が滲む写真

昨日からAIカラー化に取り組んでいるのだが、枚数が思ったより多いのに驚いた。高校生の時に写したものもかなりあり、昭和40年初期までのモノクロが多い。カラー化の1枚あたり所要時間は40秒ほど。これも、丸2年くらい掛けて全ての写真をスキャンしたお陰で高速化が顕著である。

涙が滲む写真
平成17年、湯浅啓氏が能登線廃止直前に数々の写真を撮影され、それをまとめた写真集が発行された。その中に能登白丸駅付近の夜景が納められている。

やがて珠洲行きの列車が到着する夜景
実は能登線建設を担当していた昭和36年~昭和38年頃、この位置で写真撮影をした記録がある。そんな思い出が次から次と走馬灯のように頭に駆け巡る。そして切ない気持ちが湧いてくる。

上の写真と殆ど同位置で撮影した
軌道敷設の手順は、
①、枕木を適当な間隔で並べる 
②、レールを前後の運搬機で据え付ける 
③、犬釘でレールを固定 
④、道床バラストを敷き固め 
⑤、レールを直線や曲線を正確に設定する

現在では機械化され敷設スピードは格段に早くなった。
これより2年前、鵜川~宇出津間が開業した。その写真もカラー化した。カラー化するとより一層臨場感が増した。

色は忠実に再現されなかったが・・・

当日は雨模様だったようだ

中学生だろうか

田ノ浦海岸付近で工事管理中
モノクロ写真では海の色が分からなかった
名所だけあって実に美しい風景 立山が見えると最高なのだが

踏み固め試運転 カラー化したら雰囲気が良く出ている
ハンチングが自分、まだヘルメットがなかったのである

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