2022年9月24日土曜日

中島の牡蠣割作業で広島宮島(厳島)産の牡蠣を思い出した

宮島の対岸大野町で昭和47年から昭和50年の3年間ほど過ごした。新築していた家の大家さんにその家を借りたいと申し込んだが、養子縁組で入居者が決まっているのでお貸しできないと断られた。他に探したが古くて暗い家が多かったので単身赴任が続いていた。とある日、大家さんが事務所に来られて家が見つかりましたかと問われた。中々見つかりませんと返答したところ、家をお貸しできるといわれたので広島市の郊外にあったアパートから引っ越しした。昭和50年3月に岐阜市の職員アパートに転居した。それから毎年、広島の大家さんから宮島の天然牡蠣を大きい段ボール箱に入れ送って貰いプレゼントされた。

それから6年後に金沢に新築したところに引っ越ししたのだが、広島の大家さんが「そちらでもおいしい牡蠣があるというので送らないことにしましたと案内があった。この牡蠣は養殖では無く、大家さんが舟で対岸の宮島へいって天然の牡蠣を獲っていた。何だかとても残念な思いをしたことがあった。

今日、新聞の見出しに「能登かきシーズンいよいよ 中島で出荷本格化 殻むき作業忙し」という記事が掲載された。記事を見て宮島の天然牡蠣を思い出した。

大忙しの殻むき作業
七尾湾で特産「能登かき」の今季の水揚げ作業が本格化した。七尾湾は日本海側最大級のカキ養殖産地とされ、養殖業者が連日、殻をむき出荷する作業に励んでいる。 
中島町浜田の山口水産では、今年も九月から作業を始めた。早朝から、七尾西湾に設置したカキ棚から集めた無数のカキを船で運搬。店舗横の作業場に積まれた新鮮なカキを、従業員が一つ一つ手に取りながらメスで丁寧に殻をむき、肉厚でぷりぷりした身を容器に集めている。
昨季はコロナ禍前とほぼ同水準の注文が入ったが、感染拡大で今年春先の地元かきイベントが二年連続中止になるなど痛手も。それでも感染状況は徐々に落ち着き需要の本格回復も見込まれる。出荷作業は来年五月の大型連休過ぎまで続く見通しで、二月ごろのかきイベント開催にも期待を込める。

西岸や笠師保駅付近の空き地にうずたかく殻が積み上げられていたが、最近は殻の有効利用に利用され山積みはなくなったという。



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