2025年9月30日火曜日

30年前の都市開発構想と現在の姿

名古屋駅の南に元笹島貨物基地の跡地がある。30年前、その跡地の一角に国鉄出資会社のレールシティ名古屋支店が置かれていた。その支店に国鉄事業団から出向して国鉄用地売却処分の業務を行っていた。支店のあった場所はとても広大な敷地で、その敷地の開発基本計画として道路配置計画等の業務に当たっていた。

笹島貨物基地が撤去され広大な更地となった
この更地をどのような区画に分割するか、また道路計画をどう配置するかが最重要事項となった。平成10年、国鉄事業団が廃止されることが決定し、同年3月退職、県の機関に再就職した。
その30年後の今、笹島がどうなっているのか気になって調べてみた。

ほぼ全域に亘ってビルが建てられた
笹島のほか、岐阜貨物駅跡地の街区割も手掛けた。その頃、金沢駅付近では駅西の用地処分があり、現在のアパホテル金沢駅西の建設計画にも携わった。

しかし、自分がタッチした業務で、能登線建設で苦労した痕跡が跡形もなく消滅したのが悔しく思う。

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