私には宝物がある。それは何かというと、「さよなら、のと鉄道・能登線」とラベルが付けられた「能登線日和」と題した写真集である。カメラマンは湯浅啓さん、発行は営業最終日の翌日である平成17年4月1日。この写真集に、羽根海岸を走行している車両と、立山連峰が写された一枚が掲載されている。
写真集「能登線日和」から |
この写真を見るといつも思い出すのは、感動の記憶となっている田ノ浦海岸から見た立山連峰である。それはそれは、水平線上に聳え立つ雄大な立山連峰だった。天候の具合でくっきりと手に取るような近さで見えた。こんなことは1年中のうち数回くらいしか見ることができない風景なのだろう。
そんな風景を彷彿させる写真がないかネットでくまなく探しても見当たらない。でも、それに近いと思われる写真があった。
たぶん宇出津港付近から写した写真だろう |
0 件のコメント:
コメントを投稿