2019年10月9日水曜日

東京タワー展望台のリニューアルオープン


東京タワーが先月26日にリニューアルオープンしたという。
そんなニュースを聞いて初めてそこに行った時のことを思い出した。最初は就職して2か月目のS36.5だった。就職して間もない5月初旬から1か月半、静岡三島にあった中央鉄道学園三島分教所に入所して間もない土曜か日曜のある日、東京見物に行こうかと数人で出かけたのである。

浜松町駅から歩くと、そびえたっている東京タワーが見えた。10分ほどだったが早く見たいという気持ちからか結構遠く感じたものだった。

遠方に六本木ヒルズが見える
地上150mからの眺めは遥か彼方まで望めた。去年は久しぶりに東京へ行ったのだが、都市高速から眺めた東京タワーが、林立した高層ビルに囲まれて存在感があまり無くなったように感じた。
展望台の土産物店で「あなたの生まれた時の新聞があります」という宣伝文があったのでS17.12.23発行の朝日新聞を買ったのであった。当然、戦争記事があふれていた。

その帰り道に外国人から道を聞かれた。英語で「増上寺はどちらへ行けばいいですか」という質問だとわかり、自信がなかったが日本語で「向こうのほう」と指をさして示した。
あとで分かったのだが、方向は全く正反対だった。今も悪いことをしたものだと反省している。
数人一緒に歩いていたのに何故自分に話しかけたのだろうと思うのだが、この人なら英語くらいは話せると見込まれたのか。同じことが東武日光駅前でもあった。その時は的確に応答できたのだった。

さて、リニューアルの話に戻ろう。
今回のリニューアルでは、高さ150メートルの地点にあるデッキの窓ガラスを一新。以前より縦幅最大約1メートル、横幅26センチ長いガラスを採用したほか、窓の前に設置されていた鉄柵も取り外し、目の前に広がる都心の風景がより体感できるように整備した。 
ガラス窓を大型化した
大型化した窓ガラスから差し込む光あふれるデッキとの“出会い”を感動的なものにするため、上へあがる際に利用するエレベーター内の内装はあえて「暗さ」を演出したという。
リニューアルオープンに伴い、大人の展望料金は300円アップの1200円となるが、株式会社東京タワーは「バリューアップを図る試みをしており、お客さまにわくわくしてもらえると思う」と自信を見せた。


もう一つ、それは150m真下が見えるガラス床である。スカイツリーや明石大橋展望台にもあるがここのガラス床は一まわり大きいサイズのように見える。

下半身がスーッとする感じになるなぁ
空中遊泳みたい!
スカイツリーができて高さ日本一の座を奪われ観光地としての人気が落ちたか?と考えるのが普通だろうけど、どうしてどうして、観光客の衰えは全然ないのだというではないか!
S36の感動をもう一度味わいたい。

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