動画がインターネット上にアップされたことをきっかけに、意見や問い合わせが殺到しているという。
TVバラエティ番組でもこの問題が取り上げられ、客室に設置された図書の撤去は考えていないとする元谷代表の見解に賛同する意見が相次いでいる。
中国人がいなければ・・・と以外にも宿泊予約が増加しているという。
元谷代表が藤誠志のペンネームで毎月発行しているapple townの社会時評エッセイを1冊にまとめた書籍なのだ。
中国メディアは元谷代表について日本の右翼だと決めつけている。
私は25年前、土地開発関係の仕事で元谷代表と何回か会ったことがある。金沢駅前と大垣駅前のホテル建設関係の業務であった。
アパホテル金沢駅前 |
アパホテル大垣駅前 |
「信開は自転車操業で間もなく倒産する」という風評が流れていた時代で、私もそのような先入観を持って対面した。本社1階の奥まった部屋に社長室があった。当方の関係者3名が入室を終えた直後、自動的にドアがロックされたのには驚きを禁じ得なかった。社長室には旅客機2機のモデルが飾られていた。「趣味ですか?」と尋ねたところ、「イギリスの旅客会社にレンタルしている我社所有のモデルだ」と。そして、「この旅客機の資金調達を投資信託によったが、その償却期限が間もなく終わるため利益に課税されることになるので資金運用の新たな方策を考えねばならない時期にある」と。
「最近、複数の銀行が我社に金を借りてくれと言われている」。
「???」。「下馬評とずいぶん違うじゃないか」と内心そんな考えがよぎった。
なお代表の話は続いた。「我社はバブル時に一切土地購入はしなかった。現在は誰もが見向きもしない土地を購入し、付加価値をつけて売却する。これからは金融環境を鑑みて大規模投資を開始する。マンション1万室、ホテル1万室に向かって取り組みを開始する」とぶち上げたのである。
会議を終えて部屋を出てから、「何という大風呂敷!」と思ったものである。しかし、職場に戻って帝国データバンクの資料を閲覧して驚いた。資力・信用とも優良企業そのものではないか。如何に風評とはいい加減なものであるかを知ることとなった。
あれから25年、着々と計画を進め日本全国にマンションとホテル事業を展開し、今ではアメリカでもホテルを開業した。
アパ代表恐るべしである。
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