全国的に稀な渚ドライブウェーとして有名な千里浜もその例外ではない。
原因は河川の砂防設備が整備されたことによるものである。
千里浜は大古の昔から近代に至るまで、手取川から自然的に供給された砂で出来上がった。
昭和43年に撮影した写真があるが、現在の状況と比較すると極端に違ったことがわかる。
現在の状況 幅は30m前後だという |
昭和43年当時 幅70mはあったといわれる |
砂防設備が整備された |
この話を白峰のあるホテルの女将さんとしていた時、突然その女将さんが怒り出した。
「白峰は土砂災害の苦難と長い間苦闘してきた。地元の苦労も知らないでよくもそんなことが言える・・・」と。
そのとおりであるが、千里浜が浸食された原因がこれにあることを知ってもらいたかっただけである。
県はその対策として、人口リーフの離岸堤や砂を運搬して養浜工事を進めている。
養浜工事中 |
昨年の賑わい 心細い車道となった |
砂像まつりが人気である |
0 件のコメント:
コメントを投稿