2025年6月25日水曜日

高齢者が特殊詐欺に危うく難を逃れた

警察によると、県内の特殊詐欺の被害額はことし1月から先月末までに6億1000万円あまりに上り、去年の同じ時期のおよそ8.5倍に急増しているということで警察は注意を呼びかけているという。毎月平均1億円前後の被害額になっているらしい。
いつも不思議に思うのは、このような被害額をいとも簡単に支出できるゆとりがある人が多いということである。持たない人間にはこのような電話はかからない。どうやって見分けているのだろう。


今朝の新聞にこんな記事があった。
ATMに偶然居合わせた女性2人が特殊詐欺防ぎ感謝状 金沢
金融機関で携帯電話で話しながらATMを操作する80代の男性に声をかけ、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして金沢市の女性2人に警察から感謝状が送られた。
警察によると、2人は先月22日の午後6時ごろ、金沢市の銀行で携帯電話で話しながらATMを操作する80代の男性をみて不審に思い声をかけるなどして特殊詐欺の被害を未然に防いだという。

男性の携帯電話にはそのおよそ40分前に検察官を名乗る人物から「あなたは事件の容疑者になっている。50万円を振り込めばなんとかする」と電話があり、話を聞くうちに不安に感じて指示された通りにATMで現金を振り込もうとしていた。
感謝状を受け取った中川さんは「ATMの前で男性が困った様子で電話をしていておかしいと感じて声をかけました。必死に説得しました」と話していました。


家の固定電話に「不用品はありませんか」とよくかかってくる。こんな電話には「最近整理したのでありません」と言うとすぐ切れるが、またかかってくる。同業者が何社もあるということだろう。もう固定電話は撤去してもいいのだが。

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