2025年4月13日日曜日

3人の移住者による「大谷こいのぼり復活」

20年程前の話になるが、五月の連休に家族と実家へ行った翌日、家内と子供二人を乗せて灯台を見ようとドライブした。飯田から禄剛崎を回って曽々木方面に向かっていた。大谷地内に入って大谷川にさしかかった時、こいのぼりがずらりと泳いでいる風景に出くわした。
こんなイベントを企画した人は地元の人なんだろうかと思いながら、しばし鯉のぼりの泳ぐ光景を楽しんだ。
今年は豪雨があったことから、中止だろうな・・・と思っていた矢先、新聞で開催されることを知った。

新聞掲載の写真
2019年5月の「大谷川鯉のぼりフェスティバル」。450匹ものこいのぼりが川の上を埋め尽くし、来場者が青空を泳ぐこいのぼりを見ながらステージショーなどを楽しんだ=珠洲市大谷町で、中日本社ヘリから

新聞によれば、企画は震災後に移住された3人によるという。災害に苦しむ地元の人たちを元気付けようと奮起。移住者のパワーは素晴らしい。




大谷川鯉のぼりフェスティバルは、これまで地元住民でつくる「一歩の会」が主催し、大谷川で約40年間にわたり開かれてきた。川を渡すように450体のこいのぼりが掲げられ、全盛期には2日間で約1万5千人が訪れたが、能登豪雨で川に大量の土砂が流れ込み開催できなくなった。

毎日が日曜日の者にとって、こんな人たちの話を聞くと「眩しい」。惜しみなく拍手を贈ろう。

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