もうストーブは不要かと思いきや、また冬に逆戻りで灯油が欠かせない。いつも5缶ほど買うのだが、昨日は空の2缶を持ってムサシへ買いに行った。この季節になると、いつも行列ができていたのに、昨日はガラガラだった。そして、驚いたことに1カ月前に100円前後だったのに、113円に急騰していた。
最近、物の値段が次々と上がっていく。米は倍の値段となった。備蓄米を放出するので値下がりという見方もあったが、その期待は見事に裏切られた。年金頼りの身としては、恐怖感を覚える今日この頃である。20年12月に1ドル103円だった為替レートが、24年6月には1ドル160円を超えた。同じものを輸入するために、1.5倍以上の円が必要になった。このため、急速に輸入品の価格が上昇した。その原因は新型コロナや人手不足も絡み合いだという。
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支給される年金は水平線だ |
他の原因もある。世界的なコロナ禍の収束も影響しているという。コロナ禍明けで消費が回復したため、需要が拡大した。加えて政府は給付金や補助金を支給したので、消費者はお金に余裕があったため、経済のバランスが崩れた。
人手不足や少子化も原因の一つらしい。人手不足で倒産や閉店が見られるような状況なので、賃金を上げなければ人が集まらない。人件費を上げると、製品の価格も上げなければならず、結果的に物価が上がる。これらの要因が重なり、物価高が進む状況になったという。
先行きが暗いのだ。さぁ我々はどうするかだが打つ手はない。
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