2023年12月14日木曜日

何と平安時代から今に続く鵜様道中

2年ぶりに確保した鵜は籠に入れられ、一昨日から鵜様道中が始まった。鵜捕部たちが籠を担いで気多大社まで2泊3日の旅が始まった。
鵜様はカヤ製のカゴに収められ、気多大社に届ける「鵜捕部(うとりべ)」の小森一平さん(43)方に運ばれた。捕獲の一報を聞きつけた住民が鵜様の姿を拝んだ。鵜様道中は12日午前6時半ごろ、鵜浦町を出発、3日かけて同大社に向かう。16日未明に神事が執り行われる。

能登生国玉比古神社(のといくくにたまひこじんじゃ)(気多本宮)で、
ウを神前にささげる神事「鵜祭」(新嘗祭(にいなめさい))

気多大社によると、由来は定かでない。言い伝えでは、祭神の大国主神(おおくにぬしのかみ)が七尾市鵜浦町の鹿渡島(かどしま)に着いた際に御門主比古神(みかどぬしひこのかみ)がウを捕らえてささげた故事や、櫛八玉神(くしやたまのかみ)がウに変化し海中の魚を捕って献上した故事に基づくとされる。小西家がウを捕る理由や鵜捕部がウを運ぶ理由など詳細も不明。鵜様道中で「鵜捕部」を務める住民は、七尾市所口町の気多本宮や中能登町良川の「鵜様道中の宿」を経由する。

気多大社まで鵜を運ぶウットリベーの皆さん

昨夜のお泊りは中能登町の鵜様道中の宿

平安時代から続いている伝統行事

このような伝統行事が延々と今に続く住民の責任感が素晴らしい。石川県の誇りでもある。

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