現在はマイナス金利と様変わりしているが、当時の鉄道債の金利は8%であった。
郵便局で10年間定額預金していると元金が倍増したのだが、今となっては夢物語。
しかし、そのお陰で平成10年度末には土地処分の見通しがついたため清算事業団が廃止された。それ以降、バブル崩壊とリーマンショックを経て「20年の失われた日本経済」が続いたといわれる。
バブルでは日本経済が沸騰した。住宅会社を営む知人の話によれば、毎晩片町へ出かけた。財布には100万円は入っていたという。
これにより旧国鉄用地のうち、日本全国の主要都市に必ず存在した「死に体」の貨物ターミナル用地は、市街地再開発事業により見事に息を吹き返した。金融環境が開発資金需要を満たし、土地処分が進んだのである。
名古屋笹島や岐阜香蘭、大垣、敦賀、金沢等の土地処分業務に関与したのだが、類似の開発事例調査のため大阪や神戸にも公務で現地を訪れた。
大阪梅キタ地区では、阪急梅田の向かい側の大阪鉄道管理局の跡地に、いち早くヨドバシカメラがオープンした。それがまだ開発されていない頃で、広大な貨物跡地を調査したことがあった。
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ウメキタ |
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東西の棟は屋上で結ばれている |
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屋上は空中ガーデンと呼ばれ展望も360°の素晴らしい眺め |
大阪一の高さを誇る「あべのハルカス」はここに来た当時から25年後に完成するのだ。
ウメキタの西側道路を歩き、大阪駅南地区再開発事業地に向かった。
そして高速道路の高架橋を眺めた時、「あれは何だ!」と驚いた。
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阪神高速道路11号線のど真ん中にビル! |
ビルをぶち抜いた道路があるではないか!
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こんな風景は前代未聞! |
凄いことをやったもんだなぁと感心して眺めた。
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