今朝はそれほどでもないが、昨日は朝から黄砂で見慣れた風景がかすんで見えた。
金沢地方気象台によると、水平方向で見通しが利く距離「視程」は午後5時に金沢6キロ、輪島8キロとなり、金沢市の大乗寺丘陵公園からは市街地のビルや家々が白くかすんで見えた。気象台は、13日も飛来が続くとして注意を呼び掛けている。
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卯辰山見晴台からの眺望 |
わが家の前を走る車はどれも車体が黄砂で白くなっていた。その様を見て西安を旅行した時のことを思い出した。西安はさすが本場だけあって半端ではなかった。
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大雁塔もかすんでいた |
驚いたことに、路上を走る車のナンバープレートに砂が2,3cmもこびりついており、指でナンバーをほじくって何とか読めるようにしていた。
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金沢も本場に負けていなかった |
黄砂は西日本から北日本にかけて確認された。九州から北海道までの広い範囲で黄砂が同日に記録されるのは2021年5月以来だという。
そして中国では今年、例年よりも多く大規模黄砂が観測されている。気象庁によると、9日ごろから中国の砂漠域の上空で発達した低気圧が砂を巻き上げたとみられる。低気圧は12日にかけて東寄りに進み、前線が日本列島を東に通過したことで黄砂が広く飛来した。
すっきり、くっきりの視界よ、早く戻ってこい!
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