グーグルアースで道路風景を位置を進めながら見ていて、子供の頃に住んでいた在所の神社前の広場に至った。その写真を見ていると、次々と思い出が湧いてきた。
この写真は震災後に写されたので、神社はブルーシートで囲われ、鳥居や石碑が倒壊しているのを確認できる。
かつて旧盆になるとこの神社前の広場では、奥能登一円の相撲取り連中が大関の奥弓を目指して格闘した場所でもある。石井青年団が主催し、土俵や観覧席を設け寄付金を集めた。この写真からは想像し難いが、選手が熱戦を繰り広げ夜遅くまで大歓声で沸いた。昭和30年前後の時代であった。
そういえば、42の厄年で同級生と二人で賽銭箱を寄付した。また、その20年後に神社の引き戸取り換えの費用を寄付もした。
子供の頃は広場で野球したり、神社本殿内でかくれんぼしたり等々、本当にお世話になった神社である。そんな思い出が詰まった写真であった。