2025年10月30日木曜日

県内クマ騒動急増

 昨日、クマ騒動から遠ざかっていた県内各地で熊の出没が相次いだというニュースがあった。 
どういうわけか五件も


一つ目:加賀市熊坂町の国道8号で金沢方面へ向かっていた30代女性の軽自動車が道路左側から飛び出してきたクマと衝突した。女性にけがはなく、体長約1メートルのクマは即死状態だった。大聖寺署と市によると、この事故の約30分前に付近住民から「民家敷地にクマがいる」と通報があり、署員が周辺で注意を呼び掛けていた。

二つ目:トラック運転手目撃
能登島向田町の広域農道で、道路を横切るクマとみられる動物をトラック運転手が目撃した。現場は同市能登島小から約300メートルの山中で、目撃情報を受け、同校は屋外での活動を中止。児童の徒歩での下校も禁止し、校舎前には迎えに来た保護者の車が並んだ。30日も保護者に児童の車での送迎を要請した。

三つ目:小松と能美、複数目撃
小松市軽海町では午前7時半ごろ、加賀産業開発道路東陵交差点近くで、運転中のドライバーが成獣1頭を目撃した。午後2時56分ごろには小松市八幡の空き地で、午後4時半ごろには、小松市林町のこまつドーム付近でも目撃情報が寄せられた。小松市那谷町の那谷町会館付近の畑では午後5時2分ごろ、住民が柿の木に登って柿を食べる成獣1頭を見つけた。28日にも同所で目撃されている。

四つ目:
能美市では午後6時35分ごろに和気町で幼獣2頭、午後7時10分ごろに岩内町で成獣1頭の目撃情報があった。

五つ目:
金沢・相合谷町で1頭
金沢市相合谷町の市道で、運転中のドライバーが体長約1メートルの1頭を見かけた。現場は水淵・相合谷トンネルそばで、同じ時間帯に水淵町のほたる橋そばでも1頭が目撃された。

これまで県内の熊出没のニュースはなりを潜めていたが、昨日はあちこちに大挙して出没した。さて、きょうはどうなるかだ。

2025年10月29日水曜日

腎臓がんでお世話になった先生が北國文化賞受賞

今朝の新聞で、医科大でお世話になった泌尿器科の宮沢克人先生が北國文化賞を受賞されるという。宮沢先生は医科大の学長になられたのだが、今も泌尿器科の教授でもあらせられる。その宮沢学長が第79回北國文化賞、第58回北國芸術賞を受賞されることになり、贈呈式は11月3日午後1時から、金沢市の北國新聞赤羽ホールで行われる。

《昨年元日に発生した能登半島地震では3月末までに医療スタッフ延べ360人を被災地に派遣し、入院600人、外来700人の患者を受け入れた》
学長就任後に相次いだ災害は、まさに金沢医科大の社会的使命を問われる出来事だった。1月2日から患者の受け入れを始めた。大学の近くで救急車が数十台、被災地に向けて行列をつくっていた。金沢医科大は能登からすれば金沢への出口であり、金沢からは能登への入口に立地している。

金沢医科大学長 宮沢克人氏

学長でありながら、毎週火曜日は泌尿器科の待合室が人で溢れかえる。宮沢学長が応診される指定日なのだ。だいたい癌の手術について、本人と家族に説明される日が火曜日となっている。宮沢氏曰く、「
我々は医師と看護師の養成機関であり、地域に貢献する医療人を育成することは大きな役割の一つです。地域医療にとって大切な「人を思う力」を養うため、入学から卒業まで一貫した倫理教育を実施し、医療人としての心構えを学ぶカリキュラムを取り入れています。県内の各医療圏で臨床実習を行い、地域の医療機関との連携を拡充する取り組みを進めています。」

学長ともなれば応診は教授に任せれば・・・と思うのだが、この先生は一医師として患者に向かっておられる。今時でもこんな先生がおられるのだ。

2025年10月28日火曜日

欧勝海入幕に拍手だ

欧勝海が初入幕した。年齢は24歳、ちなみに大の里は欧勝海の1年上。十両以来ずっと応援してきたが、いよいよ幕内になった。今後の活躍が楽しみ。
11月9日に初日を迎える大相撲九州場所。27日に番付が発表され、津幡町出身の欧勝海が新入幕を果たし、東の前頭16枚目に昇進した。
先場所、十両筆頭で9勝6敗と勝ち越しを決めた津幡町出身の欧勝海。

欧勝海の談話
「まずは嬉しいですね。新入幕に上がったので、やっとスタートラインに立てたと思うので、これからここで満足せずもっと上を目指してやってきたいですね。同じ津幡町に横綱がいるので、少しでも近づけるように頑張っていきたいです。」
相撲教室で横綱・大の里の1年後輩だった欧勝海。初土俵からおよそ5年半での幕内昇進となった。

がんばれ!応援してるぞ

欧勝海の地元津幡町では27日、祝福の懸垂幕が町役場に掲げられ、町出身の幕内力士が横綱大の里と2人に増えたことを関係者らが喜んだ。町欧勝海後援会長の矢田富郎町長は、会から欧勝海に化粧まわしを贈ったとし「8勝以上は挙げてほしい」と勝ち越しに期待を寄せた。
欧勝海の新入幕を祝福する懸垂幕(右)。
大の里優勝を祝う懸垂幕と並んだ=津幡町役場

矢田町長は、人口約3万7千人の町から出身者2人が同じ幕内の土俵に上がることに「他にないんじゃないか」と満面の笑み。贈った化粧まわしは、町の鳥である白鳥が青空を飛ぶ意匠だと説明し「白鳥は本人の希望だった。九州場所で着けてくれるだろう」と話した。年内に町内で贈呈式を行いたい考えだ。

欧勝海の父で、同町上矢田の温浴施設「やたの湯」を経営する深沢正人さん(58)は「これからがスタートだと思って、けがをせずに頑張ってほしい」とエールを送った。
かつて大の里と欧勝海を町少年相撲教室で指導した長井恒輝さん(33)は、「ずっと背中を追い続けた大の里の活躍が欧勝海の刺激になった」と感慨を込めた。秋場所で白星にちなみ白い大福を差し入れた髙倉製菓(同町加賀爪)の髙倉明社長(62)は「口数は少ないが、気さくな若者や。大の里よりも応援する」と話した。

2025年10月27日月曜日

今年の金沢マラソンは珍しく雨だった

 金沢マラソンは今年で11回目だという。初回の頃は応援場所が割り当てられていて、ウチの町会は千木町の交差点付近だった。町会から30人前後が参加して選手たちとハイタッチしたり旗を振って応援したりした。

平成28年10月金沢マラソンの町会応援模様

ここ数年はルートが家からかなり離れていたので応援には行っていない。しかし、海環が国8とドッキングしたのでルートが変更になりかなり近くなったので一昨年はそこで応援した。ウチの婿殿は毎回抽選漏れがなく今年も走り、時間内ぎりぎりにゴールしたという。2,3年前から海環の一部を走るようになり、吾々が応援した場所は走行ルートではなくなった。そんな経緯もあり町会として応援は取りやめたようだ。

号砲が響きスタート!

1万5千人がゴールを目指し走り始めた

今年はあの山中伸弥氏は走ったのだろうか。山中教授は別府マラソンには参加していた。金沢マラソンは著名人の参加がかなり多いように思う。来年は海幹と国8の合流地点まで行って応援しようか。

2025年10月26日日曜日

はたちの写真は38豪雪だった

穴水~蛸島間を走っていた能登線は平成17年3月末を以って廃止された。早いもので無くなってから今年で19年目となった。建設に関わったものとして寂しい思いはぬぐえない。

元宇出津駅構内は全て撤去され町役場や物販店ができた
38豪雪は丁度「はたち」だった

昭和38年10月の宇出津、松波間開業に向けてⅭ58による踏み固め試運転が行われた。

田ノ浦付近
機関車先頭で安全誘導を担った

松波駅構内境界まで

そして時は流れ平成16年、廃止される半年前に宇出津駅から蛸島駅まで見納め会をした。

終点蛸島まで見納めした

見納め乗車を終え蛸島駅に降り立った時、建設時の出来事が走馬灯にように浮かんでは消えた。それからもう19年、あっという間にこの年になった。

2025年10月25日土曜日

三方岩の紅葉

まだ我々の近辺では紅葉はまだまだだが、今頃からホワイトロードの県境付近の紅葉の見ごろとなる。昨日のテレビで三方岩の紅葉を見るための登山者の様子を取材していた。ここは三方岩駐車場から1時間もかからない絶好の登山道である。

もうずいぶん前の話になったが、かつてここに登山したことがあった。その頃は三方岩頂上に到着してまだ体力十分だったのでもう一つ先の山まで足を延ばした。

三方岩頂上

三方岩駐車場から40分で到達した

頂上からは白川郷の近くの集落を見ることができる。

昨日のテレビ番組の映像から

眺望も絶佳

ホワイトロード中腹付近の乳母が滝の紅葉も素晴らしい
しかし、三方岩付近の紅葉から1週間以上しないとここまで紅葉しない

三方岩に行ったことがない人に是非お勧めしたい紅葉絶好の場所でした。

2025年10月24日金曜日

金沢城の端正な姿が激変

金沢城の見栄えは、三十間長屋の黒瓦と白壁と石垣の佇まいだったが、背面に二の丸御殿の屋根が見えるようになり、景観が一変した。なんだか二の丸御殿の再建工事で、屋根の仮設建物によって三十間長屋の引き締まった景観が台無しになったように思う。


実際に見たわけではないが、三十間長屋の影が薄くなったように思われる

二の丸御殿はあったのは事実だから、広場から眺める風景は上の写真のような景観だっただろうと思うのが、上の写真を見てがっかりした。三十間長屋がまるで迫力がなくなった姿に見えるではないか。

これが金沢城だと「いされる姿」だ

計画図面を見ると三十間長屋とはやや低いように見える。

どう見ても三十間長屋の屋根が高いような図面だが

仮設やぐらを撤去すれば広場からの眺めがこれまでと同じ「すっきり」した景観になればいいのだが。
近いうちに一度実際の景観を見に行きたい。