2024年11月21日木曜日

二人の思い出は尽きない

昨日、TVを見ていたらテロップが流れ出した。何のニュースだろうと眺めていたら、あの火野正平が亡くなったとあった。思わず大声で、「おい、火野正平がなくなったぞ」と女房に告げた。
日本縦断こころ旅が春から休止したので、早く復帰しないかと思っていたのだが、そんな重症だったとは意外に思った。

昆虫や花が好き、おばちゃん、おじちゃんたちとの会話にしろ子供たちとの会話にしろ非常に面白かったのに・・・と、もう二度と顔を見られないと思うと残念でならない。能登の実家のすぐ近くを自転車で通過するTVを楽しむことができた。

旧柳田村長尾付近で これから時国家に向かうシーン

そして相次いで北の富士が亡くなったと伝えた。ついこの間まで相撲の名解説者として活躍されていたのに・・・と淋しく思った。

もうこの姿は見れない

12日目を迎えた大相撲九州場所を中継したNHKが、20日に82歳で死去したことが分かった元横綱で相撲解説者の北の富士勝昭さん(本名・竹沢勝昭)を追悼した。
NHKは午後1時からBSでの大相撲中継の冒頭で、同中継でこれまで的確な解説と歯に衣着せぬ発信で視聴者の支持を集めていた北の富士さんの訃報を受けて追悼。経歴を紹介した上で、実況の大坂 敏久アナウンサーが「日本相撲協会の退職して以降は、この中継で現役力士の取組について解説していただきました」と説明。

惜しい人二人も亡くなり淋しくなった。歯がゆい思いだ。

2024年11月20日水曜日

トンビ岩

 1枚のモノクロ写真を目にしたのでカラー化を思い立った。その写真は中3の時に医王山へ遠足に行って写した。

この先端は非常に狭く一人だけが立つことができる
この写真で自分は下部2人が写っている左側で、全くカメラを意識していなかった。後日、友人が写真はいるかと聞かれて焼き増ししてもらった。
この遠足はとてもハードだった。松原病院前に位置する学校を出発して延々と歩いた。途中、ハチの巣があり何人か刺されてとお騒ぎになった。

ようやくトンビ岩真下の浮き草のある大池に着いて、そこからすぐ近くの滝まで行って休憩時間となった。滝の下の川にはサンショウウオがいた。

滝の下で写したが、ここはうす暗くて写真の写りがいまいち

ここで休憩してから垂直に聳える崖に登った。女子も登った。立ちすくんでいる者もいたがなんとか登ったのだろう。この崖のほぼてっぺんにトンビ岩がある。

そこから頂上部の白禿平で下界の眺望を楽しんだ。この時に、砺波平野がすぐ下に見えたので富山が近くにあることを実感した。

白禿平(二度目は高校生だった)

また医王山に登りたいと思ってはいるのだが、登山は無理だとしり込みしている。
そういえば医王山は頂上近くまで車で行けるようなので行って見ようかと。
そういえば田中陽希もトンビ岩に登ったなぁ。

2024年11月19日火曜日

4年間の任期中は世界旅行?

選挙前はハリスとトランプが拮抗しているから誰が当選か分からないと報道されていたが、ふたを開けたらトランプが圧勝的勝利で当選した。
こうした中、トランプ次期大統領の4年間の任期に耐えられない人々をターゲットにした特別なクルーズ商品が登場し、人気が集中しているという。

14日(現地時間)、フランスのメディア「ル・パリジャン」によると、アメリカのクルーズ会社「ビラ・ヴィ・レジデンス」は、トランプ次期大統領の任期中にアメリカを離れたい人向けに、4年間世界を旅する超長期クルーズパッケージを発表した。
この商品名が面白い。1年プログラムは「現実逃避」、2年プログラムは「中間選挙」、3年プログラムは「家以外ならどこへでも」、4年プログラムは「ジャンプ」と名付けられている。最も長い「ジャンプ」は、トランプ次期大統領の任期全期間を避けたい人のために設計されている

この船でトランプ政権中は世界旅行

このクルーズは140カ国425の港に寄港し、次の大統領選が行われる2028年11月までアメリカに戻らない日程となっている。
アメリカではトランプ次期大統領の再任で「しばらくアメリカを離れる」と宣言する著名人が増えているという。
ドラマ『デスパレートな妻たち』で知られる女優エヴァ・ロンゴリアは今回の選挙結果について、「衝撃的なのは、トランプが勝ったことではない。これだけ多くの憎悪を撒き散らし、有罪判決を受けた犯罪者が最高の職に就けることだ」と述べ、しばらくアメリカを離れ外国で暮らす決意を明らかにした。全く同感!

トランプ当選を喜ぶ人以外に、4年間もクルーズ船に逃避する人々に大きな拍手を贈ろう。

2024年11月18日月曜日

鋭い眼力:後半戦を見通して大の里を一番手に挙げた九重親方

昨日は相撲のスイッチを若干遅れた。肝心の欧勝海の取り組みが終わっていた。あわててスマホで勝敗を確かめた。何と無傷の8連勝と勝ち越したではないか。すばらしい!

大青山に勝利し勝ち越し№1となった欧勝海

一方の大の里は、翔猿を押し出して6勝目。2敗で場所を折り返した。他の2大関では、琴桜が美ノ海を上手ひねりで破り、欧勝馬を上手投げで下した豊昇龍とともに1敗を守った。首位の1敗は琴桜、豊昇龍、隆の勝、阿武剋の4人。2敗で大の里、阿炎ら4人が追う。

跳猿を何と通路までぶっ飛ばした

さて、大関陣では琴桜と豊昇龍が1敗。大の里は1差で追うが、土俵下で見守った九重審判長(元大関千代大海)は「順番でいえば大の里、琴桜、豊昇龍」。後半戦を見通して大の里を一番手に挙げた。理由はここまでの闘いぶりだ。「体力を使っていない。余力がある。汗をかいた相撲もない。(大の里が)追う方が不気味。引きずり下ろされるとね。この3人が共鳴し合うだろう」。

あと7勝、今日から慎重に勝ち星を重ねて連続優勝を!

2024年11月17日日曜日

60年前の記憶が蘇った大川浜道路復旧写真

今朝の新聞記事の写真を見て、あれっ、ここの景色に覚えがあるなぁ・・・と思い、確か自分が写した写真がある筈だと調べてみた。白黒写真で、昭和37年頃に単車で小木から輪島方面にドライブした際の、帰り道に撮ったものがあった。

道路が高い位置にあり、眺望絶佳の場所だった

そして今朝の新聞に掲載のあった写真。

自分が写真を撮った位置はまだ輪島よりのようだ
以下、新聞記事より
復旧道路、供用へ「新たな景観、震災遺構に」
 能登半島地震で通行止めが続く国道249号で、輪島市大川浜周辺の復旧道路の盛り土が完了し、車両が通行可能になった。輪島の外浦を結ぶ動脈が行き来できるようになり、復興に弾みがつく。現地を視察した坂口茂市長は「地震で生まれた新たな景観を震災遺構とし、復興に役立てたい」と強調。隆起海岸を観光資源として生かす。

この道が開通したことにより、輪島~真浦までが通行できるようになったようだ。
真浦から大谷方面の道路復旧が待ち遠しい。

2024年11月16日土曜日

米大手旅行雑誌2誌が金沢を紹介

先月、米大手誌「ナショナルジオグラフィック」が発表した「2025年に旅行するべき世界の25カ所」に東アジアで唯一選ばれている。市観光政策課によると、同誌が交流サイト(SNS)などで市の弓道体験プログラムを紹介したところ、国外からの問い合わせが急増した。
優れた旅行先に金沢が紹介された

また、今朝の新聞によると、米大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」の特集記事で、
優れた取り組みを続ける旅行先として金沢市が選ばれた。職人の工房を見学できるプログラムや能登半島地震で被災した職人支援の取り組みが評価され、東アジアでは唯一だった。
「コンデナスト・トラベラー」は、旅行やホテル、レストランなどの最新情報を掲載し、読者は高所得者層を中心に約320万人いるという。

鼓門も米旅行専門誌に紹介された(アジア唯一)

特集記事は「ブライト・アイデア・イン・トラベル」のタイトルで、今月7日にホームページに掲載された。金沢について、普段は公開していない加賀友禅作家の工房巡りなどを組み込んだ市観光協会のツアー「金沢一期一会」や、被災事業者の店舗開業に最大50万円を支援する市の制度を紹介した。

先日、久しぶりに兼六園に行って驚いたのだが、ヨーロッパ系の旅行客が凄く増えた。アジア系よりも目立った存在なので多いと感ずるのかもしれない。
ま、米国富裕層向けの雑誌が相次いで金沢を取り上げたことから、来年初頭あたりから米国人がドッと増えそう予感がする。

2024年11月15日金曜日

やがて雪が降れば完全孤立となるが

珠洲市大谷地区では二次避難の希望者があるか否か調査したという。
その結果、どこにも行きたくないという人ばかりだったという記事に接した。
能登半島地震に続く9月の記録的豪雨で大きな被害を受けた珠洲市の大谷地区で11月初旬、市が2次避難の希望者を募ったところ、申し出た住民がいなかったことが分かったという。冬が迫り積雪による孤立も心配されるが、住民らは故郷への思いや度重なる避難の負担などから、残る決断をした。

避難所になっている大谷小中学校

日本海沿いの同市大谷町では海からの冷たい風が吹き始めた11月上旬、70代と80代の女性が談笑しながら散歩していた。2人が歩く道の脇には、相次ぐ災害で崩れたのり面の土砂が堆積している。いまだに水道管からの給水はなく、避難所となっている大谷小中学校には給水タンクや仮設トイレが並ぶ。2人はともに同校で暮らしている。70代女性は「周りには自衛隊の風呂も洗濯する所もある。それなら生まれ育ったところがいいに決まってる」と2次避難を否定した。

校庭の左側にある仮設住宅は、10月に入居開始予定だったが、豪雨で合併浄化槽に土砂が流れ込み、約2カ月遅れる見込み。同校の避難所で暮らす女性(84)は、地震で稲沢市に避難していたが、仮設入居のめどがたったと聞き、8月に戻って来た。「便利だったのでずっといるなら良かったけど、また動くのは大変」と再度の2次避難ではなく、仮設への入居を待ち続ける。

やがて降積雪の季節を迎えるが、となると住民は缶詰状態となる。それでも移住する気持ちはさらさらないのだという。知らない場所より住み慣れた場所がいいということだろう。
自分がそんな立場になったらどうするか。難しい判断だ。