2025年12月18日木曜日

高級品のかぶらずしを横目に大根ずしに

 今朝の朝刊にかぶらずしの漬け込みが最盛期になったという記事が掲載された。「かぶら寿司」は塩漬けしたかぶらの輪切りに鰤の切身を挟んで麹に漬け込んで発酵させた「なれずし」なのだが、高級品でなかなか口に入らない。
かぶらずしはブリとかぶらで作られるが、高級すぎて手が出ないのだが、吾々の口に入りやすいのが大根寿司である。

かぶらずし

原料のかぶらやブリは、かつては収穫時期が限られ貴重で高価だった事から、入手しやすい吾々としては大根と身欠きミシンで作る大根ずしの方が、より広域で作られてきた。

これがなじみの大根ずし

17日の県内は低気圧や寒気の影響で曇り、雨となった。最高気温は金沢13・1度、輪島9・7度と11月下旬から12月中旬並みとなった。今年創業100年を迎えた金沢市野町5丁目の「かぶら寿し本舗かばた」では、金沢の冬の味覚「かぶらずし」の漬け込みと出荷が最盛期を迎え、従業員が手際よく作業を進めたという。

今日は久しぶりの晴れ。明日も晴れ、心も晴れだ。

2025年12月17日水曜日

気多大社の鵜祭り

昨年は気多大社の恒例行事である鵜様が捕獲できなくて鵜祭りは中止になったが、今年は幸いにして4日前に捕獲に成功したので、昨日の未明に鵜祭りが施行できたという。 

午前3時過ぎから鵜祭りが執り行われた

平安時代から今日まで続いている伝統行事で、鵜を捕獲する担当、4日間かけて神社まで運搬する担当と役職が何百年と引き継がれ今日に至っている。
祭礼は鵜を祭壇に放ち、その動きで来年はどのような年になるかを占う行事である。

大役を果たし大空へ帰った鵜様

考えてみると、この行事に関わっておられる大勢の方々の大変な努力が集積されている。
鵜の捕獲される方々は子々孫々に受け継がれているという。いつまでも続いて欲しいと願わずにはいられない。

2025年12月16日火曜日

2万個のサザエの殻で創作した芸術作品?

サザエキリコとは聞いたことがないが何だろうと思い、記事を読み進めた。なんと、それはサザエの殻で作った芸術作品だった。

   自然休養村センターに展示されていた「サザエキリコ」
            珠洲市馬緤町

能登半島地震の被災者が避難所で食べたサザエの殻を集めて芸術家が創作した作品だという。製作者は芸術家村尾かずこさん(60)=東京都国分寺市=の立体作品「サザエキリコ」が、経年劣化のため、珠洲市馬緤町で解体されたのだとか。

村尾さんらが珠洲市自然休養村センターを訪れ、殻を一つ一つ丁寧にキリコから外した。 センターは、昨年元日の地震発生から1年間、避難所として活用された。村尾さんは、2017年の奥能登国際芸術祭で馬緤町の小屋に2万個のサザエの殻をしっくいで塗り固めた「サザエハウス」を制作し、展示するなど縁が深い。

それにしても2万個ものサザエの殻はどのようにして集めたのか不思議でならない。食べた殻の置き場所があったとも思われないし・・・

2025年12月15日月曜日

アホな空想

 そういえばボーナスと縁遠くなって既に19年も経過した。なければないで今日まで何とかやってこられた。水曜日支給のボーナスから最初の休日である土曜日は、物価高による買い控えが懸念される中、百貨店では化粧品やアクセサリーなどの高額品が売れ、冷え込みが厳しくなったことで衣料品も好調で、最終盤を迎えた歳暮コーナーも活気づき、歳末商戦に向けて関係者からは安堵の声が漏れたという。

大賑わいのデパート(ムサシ)

香林坊の大和で16日まで開設する8階の歳暮ギフトセンターでは、地元の和菓子や能登産の海産物などが人気を集めた。担当者は「ボーナスの効果もあり、上々の入り込みだ」という。ちなみに県の職員の冬のボーナス支給額は、83万7000円と見込まれています。これは、昨年の支給額に比べて4万6000円の増加です。また、条例案が可決されれば、さらに3万4000円の追加支給が行われる見込みです

現職時に手にしたボーナスは、支給される前からすでに行き先が決まっており、自由になる金銭は極々少なかった。あの頃に手にしたボーナスが、今、気ままに使うことが出来れば何と素晴らしいだろうとアホな空想を巡らせた。

2025年12月14日日曜日

持たざる老人のたわごと

なにっ、県内の被害額28億円だと?ほんとにこれは巨額だー。
先日(5日)、県内の特殊詐欺について記したが、今朝の朝刊で再び大額の被害が分かったという記事があった。
県内で今年確認された特殊詐欺とSNSを悪用した詐欺の被害額が何と約28億円に達したというではないか。
今月に入っても高額被害が相次いで発覚、昨年1年間の約15億1800万円を大幅に上回っている!警察庁のデータによると12月は全国的に被害が急増する傾向にある。犯罪集団にはノルマがあり「年末攻勢」を仕掛けてくるとの指摘もあり、県警は注意を呼び掛けている。


あれほどSNSロマンス詐欺の手口等をこまかく記載されていたのに、今月新たに同様の被害にあったという。 
県警によると、今年1~11月に県内で確認された特殊詐欺の被害は前年同期比93件増の206件、被害総額は約8億5800万円増の約11億2900万円と大きく増加した。
SNS型投資詐欺は29件増の85件で、約5億7100万円増の約11億3500万円。SNS型ロマンス詐欺は28件増の67件で、被害総額は約1億8800万円減って約3億9500万円。特殊詐欺との被害額の合計は約26億5900万円となった。

警察庁によると、特殊詐欺の月別被害額は2020年から24年の5年間いずれも12月が最多で、件数も20年を除く4年間で12月が最も多かった。関係者によると、犯罪集団にはノルマがあり、年間の目標を達成するため12月は追い込みを掛けてくるという。

儲け話に夢中になっておられる方々はちょっとやそっとの注意には聴く耳を持たなくなっている。それだけ儲け話には強く引き付ける魅力があるのだろう。
持たざる老人のたわごとでした。

2025年12月13日土曜日

人生最大の大宴会

平成10年に勤務箇所が廃止されることが発表されたことから、全職員に今後についての意向調査が実施された。単身赴任が長く続いていたので、県内で就職できればと考えていた。本社幹部から県に話をしたから面接に行くようにと指示があって面接を受けた。その結果、県のある機関に就職することができた。その翌年、関係機関の全組織懇談会が芦原温泉で開催されることになり、出席するよう指示があった。

全参加者は100人前後に上り、大宴会が開かれた。このような参加者の多い宴会は最初で最後になった。

この機関の勤務は60歳定年で、それ以降も臨時職員として継続することにした。給料は大幅ダウンしたが、60歳から年金を受給することにした。もちろん年金は大幅カットされた。給料は初任給と同等額となって大幅ダウンした。そして4年が経過し、構造物の詳細設計図をパソコンでチェックしていたのだが、目が非常に疲れ始めて、休憩タイムに外の景色を眺めると、電柱が2本に見えてきたので、64才で退職することにした。

それからやがて18年、考えてみれば64からまだ10年は一人前の仕事ができたなぁ・・・と。

2025年12月12日金曜日

20年ぶりの街角年金相談センター

今朝9時に年金相談センターへ行ってきた。用件は年金の扶養家族申請がこれまで12月初旬頃に郵送されてきたペーパーの記入で提出していたのだが、今年からはがきの案内でスマホかパソコンで申請するよう指示されたのだが、少しやってみたが中々面倒なので、今年も紙の申請にしたいとその相談に行った。

受付に事情を話してペーパー申請したいと告げたら、用紙を渡されたので、住所氏名等を記入して提出した。去年まで手書きで申請していたのに何故かスマホ等による申請に指示された経緯を話した。申請方法がいきなり変更になった経緯はわからなかったが、まずは一件落着となり安心した。

鳴和の事務所は20年ぶりに行ったのだが、受付等の配置は昔のままだった。昔の相談用件は、失業保険金がどれだけ出るのか聞きたかったからである。当時、失業保険金は再就職すると支給対象外となったので、その後、どうするか判断するためだった。結局、失業保険金は受給とりやめとし、年金受給を開始した。確か、失業保険金と年金額が同等だったと思う。それなら年金を受給開始するとなった。

あれから20年もたったのか・・・と、年月の過ぎ去る速さが身に染みた。