金沢市の観光需要開拓の一環として、修学旅行に金沢を選択した場合に2000円/人
の補助金を交付する制度の第1号として、カナダから中学生が修学旅行で金沢にやってきたという。
全国的に外国人観光客が増加する中、金沢市にカナダの中学生たちが修学旅行に訪れた。修学旅行に訪れたのはカナダ西部にあるアルバータ州の中学3年生と教員約80人で、12日午前中、金沢市の金ぱくメーカーにやってきた。
はじめに、生徒たちはメーカーの担当者から金ぱくは1万分の1ミリの薄さで金沢のシェアが全国の99パーセントを占めることなどを教わった。
箔一で金箔についての説明を受けた |
そのあと、黒い箸に金ぱくがついた紙を優しく巻きつけ、金ぱくを貼り付ける体験に挑戦した。
金沢市では、平日の観光需要を拡大しようと、今年度から、金沢を修学旅行先として手配した旅行会社に対して、児童や生徒1人につき2000円の奨励金を交付する制度を始めたが、この制度を活用し外国の学校が訪れるのは今回が初めてだという。
金箔張りに挑戦中 |
カナダから訪れた男子生徒は、「金ぱくのアイスクリームは1度食べたことがあるが、触るのはほぼ初めてです。とても軽くて何も触っていないようです。日本の文化と伝統が好きです。興味深くとてもかっこいい」と話していた。
また別の女子生徒は、「金沢の食べ物が特に好きです。魚の市場に行っていろいろな種類の魚介類が食べられてよかったです」と話していた。
県によると、ことし10月までに兼六園を訪れた外国人観光客は44万4569人と過去最多となっていて、特に欧米からの観光客はコロナ禍前の2倍以上になっているという。
金沢市では外国人観光客の誘致と並行していわゆる「オーバーツーリズム」の対策も行っていて、市は今後も受け入れ体制の整備とともに観光客の分散化を進めることにしている。
そういえば小学生の修学旅行には自分たちも金沢に来た。バスに乗っていて、市内隅々まで舗装がしてあって、バスの揺れがないのに驚いたことを思い出した。自分が住んでいた家の前の県道は長い間無舗装だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿