2024年8月18日日曜日

不可思議な采配

2回戦で大阪桐蔭相手に92球完封の”マダックス”を達成した西川大智(3年)ではなく、1メートル65の左腕・中田凛(2年)が今夏初先発。石川大会でも中継ぎで1イニング投げただけで、もちろん甲子園も初登板だったが、西野貴裕監督は「今日は左でいきます。調子が良かったので。それと、相手が左がちょっとやりにくそうに見えたので」と理由を説明していた。
この答弁、?マークが並びそうだ。
野球部全員に甲子園の雰囲気を味わせたかったのだろうと推測するが、ここは勝負に徹するべきではないのか。

小松大谷のエース・西川が涙 大阪桐蔭撃破で「舞い上がった部分が…」8強ならず「神様が教えてくれたと思うので、これからの人生に」という記事もあったが、やはり悔しかったにちがいない。


        小松大谷選手の皆さん、本当によく頑張った
 
「全国高校野球選手権・3回戦、智弁学園6-3小松大谷」(17日、甲子園球場)  小松大谷のエース・西川は「自分は(先発)する気でいたんですけど、監督の判断で中って形になりました」と涙をこぼした。  七回途中からマウンドに上がり、打者4人をパーフェクトに抑えた右腕。「エースとしてまだひっくり返せる点差なので。流れを持ってこさせるピッチングをしてこいって監督に言われた」。直後に八回1死満塁の好機を作るも無得点に終わった。九回に女房役のタイムリーで1点を返すも、反撃はここまでだった。  夏の甲子園で大阪桐蔭を史上初めて完封し、100球以内でスコアボードに9つのゼロを並べる通称マダックスを達成した右腕。「お手本のような有名な高校とやらせてもらって、勝ち上がってきたのは自信になりましたけど、大阪桐蔭さんを倒して舞い上がった部分が負けにつながったのかなと」と敗因を分析した。  

いやいや、西川投手の本心は「なんで俺は先発から外されたのだろう」と一生苦しむだろう。

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