2024年7月29日月曜日

不屈の精神力は金メダル

パリオリンピック、準決勝で、リオデジャネイロ大会以来2大会ぶりに個人種目に出場した池江璃花子選手は57秒79で全体の12位に終わり、決勝進出は不可となった。池江選手は、ことし3月の代表選考の大会でマークしたタイムよりも遅い57秒79のタイムでフィニッシュし、全体の12位に終わり、上位8以内に入ることができず、目標としていた決勝進出は夢となった。

決勝進出ならず

準決勝のあとのインタビューで池江選手は「正直、頑張ってきた分だけむだだったのかというレースでした。最後は勝負の世界なので、勝てなきゃ意味ないですし、本当に自分の力を出し切れずに終わってしまった。また4年後、リベンジしに帰ってきたい」と、ことばを詰まらせながら話した。

池江選手は6年前のジャカルタ・アジア大会が最も輝いていた。
ジャカルタ・アジア大会の組織委員会は2日、今大会の最優秀選手(MVP)に競泳女子で6冠を獲得した池江璃花子(18)が選ばれたことを発表した。女子選手としては史上初、日本人選手としては4人目の受賞となった。
1大会6個の金メダル獲得は女子選手では史上最多となり、満場一致でMVP選出となった。賞金は5万ドル(約550万円)。

池江選手の絶頂期ジャカルタ・アジア大会

この輝かしい記録を果たした数か月後に白血病となった。不治の病と云われる難病だが、それをものともせず日大水泳部で体を鍛えた。そして今回のオリンピックに出場した。
驚異的回復力と言わざるを得ない。今回の成績にこだわらず体を鍛え、4年後のオリンピックで金メダル獲得を期待したい。

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