2020年11月28日土曜日

悔しい思い「たかが岩礁、されど岩礁」

今日から3日後の12月1日の夜、プロジェクトマッピングで見附島を彩る・・・というニュースを見た。あの島にどのようにして映像を投影するのか、そんなことが可能なのだろうかと疑問に思う程である。投影は正面?それとも側面?興味が尽きない。

無数の映像を建物などに投影する「デジタル掛け軸」で知られる、小松市在住の映像アーティスト長谷川章(あきら)さんが十二月一日午後八〜十時、珠洲市宝立町鵜飼の見附島をプロジェクションマッピングで彩る。宝生流能楽師の辰巳満次郎さんも共演し、アートが映し出された見附島を背景に能舞を演じる。新型コロナウイルス対策で無観客とし、インターネットで動画を生配信するという。

ネットで見られるというので楽しみである。この見附島だが、能登線建設の事務所が鵜飼にあったので、事務所と併設されていた寮に住んでいた昭和38年の夏、ここで泳いだ。この付近は遠浅になっている。見附島の左側に小さな島、ま、岩礁なのだが、見附島の風景に欠かせない点景物であった。

昨年2月に完成したのとじ荘のふすま絵にも岩礁が描かれている
ところが、昨年10月下旬頃にこの岩礁の影形が見当たらなくなったという。
〇印の中に写っている岩礁が消えた!

消えた!
消えた原因は台風19号で海が荒れ、その波浪が打ち付けて崩れ去ったという。
昔、プリントゴッコで年賀状を作ったのだが、この見附島を版画に掘った。その版画に当然その岩礁を入れた。その風景がもう二度と見られなくなったのが悔しく思う。

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