2024年8月6日火曜日

能登の塩は甘みがあって旨い

能登の塩田の作業員が被災したためほぼ全員が避難しているという。
珠洲市では、伝統的な塩作りの作業にあたる人が地震の影響で不足する中、金沢市の大学生が新戦力として活躍しているという。
珠洲市馬緤町にある塩田で作業にあたっているのは、金沢学院大学の学生10人。
この地域では、江戸時代以前から「揚浜式」と呼ばれる塩作りが行われていて、学生たちは海水がまかれた塩田で、天日で干した砂を集め箱の中に入れていった。
この地域では、断水が続いていることなどから作業にあたってきた人の多くが地元を離れて避難していて、当初は生産量を減らすことも検討されましたが、学生たちのおかげで去年と同じ程度、生産できる見込みとなりました。



学生たちは、大学の呼びかけに応じて泊まり込みのボランティアとして参加していて、交代しながら夏休みが終わる9月上旬まで作業にあたるという。
作業にあたった男子学生は「暑くてきついですが、少しでも地元の人たちの助けになるように頑張りたい」と話した。
塩田を管理する「道の駅すず塩田村」の神谷健司駅長は「学生たちは飲み込みが早く、真面目に取り組んでくれて私たちの救世主です。地震がきっかけで能登に来てもらえて、来年以降もこのつながりが続けばいいなと思います」と話していた。

学生たちの素晴らしいボランティア精神で、伝統の揚げ浜塩田で塩ができたら、全員にいやというほど塩をプレゼントしてはいかがだろう。

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