2024年7月11日木曜日

今はなき青春時代を象徴するビル

 昭和36年6月、一カ月半の研修中に東京駅北口横断歩道突き当りにあるビルを見学した。ビルの名称は国鉄本社ビル。玄関に入るとキーパンチャーの発するキーの叩く音が聞こえてきた。突き当りの部屋に入ると当時としては極めて稀な空調機が作動し、当時1台が1500万円のコンピューターが2台並んで稼働中だった。現在の自分のPCより能力が低い嘘のような性能だった。女性の職員がズラッと並んでキーをたたいていた。資材関係の入荷状況の調書作成をしていたようだ。この建物の屋上に鉄道神社が鎮座していた。

この神社に参拝

本社屋上で記念写真
今から遡ること62年前の出来事だった。後ろに見えるビル群は全て大きく変貌してしまった。ま、62年も経れば当然のこと。

この写真はそのビルの左側に建てられた本社ビル。ここへは岐阜の事務所から金沢駅高架化資料を持って何度も往復した。北口改札出口で風呂敷包に包んだ紐が解けてあたり一面に散乱したこともあった。忘れかけていた思い出が蘇った。

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