2020年12月31日木曜日

年末年始の天気予報は「大雪」

今年もいよいよ今日1日のみとなった。時が流れ去る早さは自分の年齢だ、と誰かが云っていたが、つい先日1kmアップの78km/hとなった。制限なしの道路でも約20kmオーバーーである。来年(明日から)はもっと早く時が流れる感覚となるに違いない。

さて、新聞にしろTVにしろ、年末年始は10年に1度の大寒波襲来で大雪になると予報している。特に31日、1日と警戒が必要だという。北陸の平野部で40~70cmにアップした。昨日の夕方、かなり強く雪が降りしきっていた。この分だと朝までには相当積もるに違いないと心配しながら就寝した。そして今朝目覚めると同時に外の景色を眺めた。あれっ、夕べと変わっていない、ああ良かった!と胸をなで下ろした。わが家の前で積雪状況を写した。

車道は散水消雪で積雪なし
歩道は3cmほど
やがて9時だが、空は明るい。こんな予報は外れを期待しよう。
気温は昨日より-7℃
中国地方が大雪の予報だったが北陸が大雪の予報に変わった。

気象予報士ではなく防災士の話題から
昨日の新聞に中学生が防災士の資格を取得した記事があった。中能登町の中学生の兄弟がそろって、社会の防災力向上を目指す「防災士」の資格を取得した。中能登中学校の高島大空(そら)さん(14)=二年=と海翔(かいと)さん(13)=一年。「地域に貢献したい」と一緒にこつこつ勉強し、同町で初となる中学生の防災士に認定された。二人は「地域のためにできることを頑張りたい」と意気込でいるという。わが町内に3人の防災士がおられる。「わしも取得しようかなぁ」と考え中の方もおられる。是非取得して貰いたいものである。

皆さん、良いお年を!

2020年12月30日水曜日

子どもの頃は二度あった「正月」

中学生になる頃までは正月は二回あった。昭和30年前後を境に、旧正月は急激に廃れた感がある。そもそもなぜ旧正月があったのか余り関心が無かった。商店街の大売り出しは旧正月の行事だったし、家庭では正月よりも旧正月の方が賑やかだった。沢山の餅を搗いて雑煮を食べ、かき餅も旧正月に搗いたものだ。

もうすぐ正月を迎えるのだが、旧正月は2月12日なのだという。陰暦だから1ヶ月遅れではないのだが、我々世代の旧正月は1ヶ月遅れの2月1日だった。明治政府が太陽暦を採用して80年前後までは習慣が消えなかったということだろう。習慣がなくなった要因は、「旧暦のお正月は会社が休みにならない」という理由から旧正月を祝う習慣は廃れていったという。

          一足早く新年の平穏を願う参拝客=白山市の白山比咩神社

そういえば中国では「春節」といって国民の祝日で長期休暇が続いている。ベトナムでは「テト」である。 台湾や韓国でも旧正月を盛大に祝っているようである。

春節という

白山比咩神社で27日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた分散参拝で、一足早く新年の平穏を願う人たちの姿が多く見られたという。同神社では今月21日から大みそかまでを「向春詣(こうしゅんもうで)」と称し、初詣に代わる参拝を提案している。期間中は新年の縁起物も一部頒布している。

待つこと1時間半 だけど「御利益」が
今年の初詣は上の孫が大学、下の孫が高校受験だったので、金沢神社へ合格祈願に行った。約1時間半ほど長い行列に並んで参詣した。その御利益はあらたか!二人とも見事難関突破!合格を果たした。な、訳でこの度は年が明けたら初詣は在所の八幡様にしよう。

2020年12月29日火曜日

総持寺祖院でも餅つき

昨日はわが家の餅つきだった。餅は雑煮用の丸餅、焼いて食べる切り餅のほか、きな粉、ごま、あんこを作った。大学生の孫は驚くほど次々と食べていた。そんなに餅が好きだったとは今まで知らなかった。
そして昨日は総持寺祖院でも餅つきが行なわれたという。


120升を搗く
一般家庭では臼と杵の餅つき文化は完璧に消えてしまった。そこで十数年前から日本古来の餅つき文化を体験する場を作ることにして、町会の行事として餅つき大会を開催することにした。
参加者は120人を数える
子供たちの体験コーナーは大好評
蒸籠蒸し、まるめ作業、パック詰め作業等動員数も大人数になるが、3階会食コーナーでは高齢者や子どもたちがわんさか集まって賑やか。
今年はコロナ禍で中止はやむを得ないところではあるが、コミュニティー促進にはもってこいの行事となった。

2020年12月28日月曜日

今日はわが家の餅つき

年の瀬、今年もあと3日となった。毎年わが家ではこの日は「餅つき」の日と決まっている。餅つきと云っても臼や杵があるわけがなく、丈夫で長持ちしている「モチッコ」に頼っている

かまども釜も燃料のカンナクズも不要で、超便利な道具である。時間がくれば「ビーッ」と鳴り、停止スイッチオンしてモチッコから取り出す。それをちぎって丸めるだけである。この丸める作業も湯飲み茶碗の中に入れて「振るようにまわす」と餅が出来上がる。

朝刊に白山市で餅づくりの記事が掲載された。

正月用の餅を作る従業員=白山市三ツ屋野町のにわか工房

白山市三ツ屋野町の農業体験施設「にわか工房」で、正月用の餅作りが佳境に入っている。27日は約20人が製造に取り組み、年末に向けて準備を進めた。同工房では地元産のもち米を使い、白餅や黒豆、アワ、キビ、草のおし餅のほか、とぼ餅や雑煮用の丸餅など約20種を製造している。27日はつきたての餅を型に入れて成形し、切り分けて箱詰めする作業に励んだ。工房によると、今季は28日まで例年並みの約3トンを作る予定という。

3tも作るとあったが、農業体験施設の設備に餅つきの用具が取りそろえてあるということだろうか。20人の従業員とあるから、ついた餅は販売用?それとも、希望者が依頼したもの?その辺が記事では不明。何だか不親切な記事のように思われるが・・・

わが家では焼いて食べる餅は1日置いて四角に切り、残りは雑煮用と小さな鏡餅用としている。明日はクモチとなるから絶対搗かないという。そういえば、子どもの頃もそんな話しを聞いたことがあった。今日は年賀状のプリントの日でもある。何かと気ぜわしい日でもある。

2020年12月27日日曜日

殆どの人がまだ行ったことない金沢市内の国指定名勝をご存じ?

国指定名勝といえば兼六公園である。ここに行ったことないという人は皆無だろう。が、もう一つ金沢市内に国指定名勝があるのだ。
それはどこかといえば「末町」にある。市内中心部からかなり離れている。そんな所に国指定名勝?本当に?と思われる人も多いことだろう。

この場所に高校時代に訪れたことがある。末浄水場という。この施設に付帯した園地が国指定名勝となっている。

末浄水場
この一角に素晴らしい公園がある。
園地の一部
高校1年の遠足で訪れた
石川県に9つの国指定名勝がある。
兼六園(金沢市)
旧松波城庭園(鳳珠郡能登町)
時国氏庭園(輪島市)
上時国氏庭園(輪島市)
白米の千枚田(輪島市)
曽々木海岸(輪島市)
末浄水場園地(金沢市)
成巽閣庭園(金沢市)
那谷寺庫裡庭園(小松市)

末浄水場は、犀川上流部から引いた江戸時代からの寺津(てらづ)用水を水源として昭和5年(1930)から建設されました。

敷地は、沈澱池(ちんでんち)を配置したエリアとろ過池を配置したエリアに大別される。前庭には、噴水池(ふんすいいけ)と石積み及び鉄筋コンクリート造の東屋(あずまや)が当時からの位置に現存している。現在、噴水は自然流下の水圧を調整して池内に止まっているが、竣工時の写真によれば、噴水の水が東屋の屋根に向かって飛沫しており、園地全体の景観を特徴付けていたことがわかるという。

このように、末浄水場園地は、近代的な造園意匠を取り入れ芸術上、観賞上の価値が高く、かつ現役の水道施設として稼動する貴重な近代化遺産としての価値もある。

年間12万本売れている

余談:1985年(昭和60年)に、厚生省(のち厚生労働省)の「おいしい水研究会」が、NHKの支局のある人口10万人以上の全国の都市から水道水を集め、どこの水がおいしいかを調べた。その結果、水道水のおいしい都市として、金沢をはじめ32の都市が選ばれた。特においしかったのが、熊本、高知、岡山、金沢、島根、福井、静岡、宇都宮、前橋、青森などの都市であった。これらの水道水は、いずれも恵まれた自然に水源地をもつ水道水ばかりである。

現在はコロナ禍のため浄水場は入場禁止となっているが、一度訪れて見てはいかがだろうか。お勧めの園地です。是非どうぞ。

2020年12月26日土曜日

不安!感染者数急増

ここ2,3日前からコロナ感染者数が急増するようになった。県内では毎日の感染者数が一桁で推移していたが、数日前から二桁台が続くようになった。コロナの最も不安に思うことは、感染していても全く症状が無く、本人が当たり前通りにふるまう。これにより、知らぬ間に拡散してしまうことにある。

全国の感染状況を見ても毎日三桁増加の都道府県が多い。特に東京通勤圏の地域が多くなっている。これに愛知、大阪、兵庫、福岡と続く。

24日現在の感染状況
東京は1日感染者が1000人になる日が遠くない気がする。通勤圏の感染者数も半端ではない。茨城も最近になって急増している。北陸では石川がとうとう1000人の壁を突破、福井は感染ゼロの日が続いていたが昨日は4人となった。問題は医療崩壊だが、医師会長や病院会々長が手に汗してすぐその日が来ると訴えた。しかし、政府は「どこ吹く風」と全く反応ナシである。

感染防衛策は、人との接触を断つことにあるが、これが難題。昨日は給油と児童見守り隊の皆さんの謝礼品を買いにムサシまで行った。その後、集会所へパトロール隊当番表のプリントに行った。作業中に町会長がパソコンをするのに来られたので言葉を交わした。
「来月は町会長改選だけど、コロナで行事がなかったからもう1年延長ですよね」と云ったら
ま、しょうがないね・・・というような顔をされた。

正月はじっとしていよう!

2020年12月25日金曜日

高校時代の金沢が活写された写真に感動

北陸線や金沢市内を走行中の電車の懐かしい写真が中日新聞に掲載されている。 撮影者は西脇恵さんという人だが、昭和35年金沢美大在学中にカメラを手にしたことから、市内や鉄道写真の撮影を始めたという。自分より3才年上の方である。先日掲載された写真が武蔵界隈。撮影は昭和36年12月とあった。

丸越デパートが懐かしい
丸越デパートは大和の商品より安価のものがあったので、ここに買い物によく通った懐かしい場所である。6階には映画館があり、屋上は遊園地だった。
昭和50年代はダイエー金沢店となった
この頃はマイカーが普及し、駐車場が向こう隣の建物だったが狭い通路で車がぶつかった跡があちこちにあった。
西脇恵さんの写真集の表紙
この写真は公園下にあった北鉄本社、1番の札が掛かった電車は小立野から金沢駅行き。正に高校時代を彷彿する写真で往時が懐かしく蘇る。西脇さんの写真は素晴らしい!

2020年12月24日木曜日

78回目!

2年前までは祝日だった昨日、78回目の誕生日を迎えた。随分高い山に登った感じがする。
二女が小学校1年生だった頃だから40年ほど前のことになるが、ある日、日記帳を見せてくれた。日記のタイトルは「私の家族はめでたいです」。

わたしのかぞくはめでたいです
おとうさんはこうたいしさまとたんじょうびがおなじひです。
わたしはみちこひでんかとおなじたんじょうびです。
おねえちゃんはおしょうがつがたんじょうびです。
おかあさんはどらえもんとおなじたんじょうびです。

赤インクで「それはめでたい家族ですね」と。そして、ドラえもんにも誕生日があるということを知った。
そんなことを思い出しながらハッピーバスデーを一緒に歌った。
真っ赤なケーキ
娘が5等分に切って皿にのせてくれた。いつものケーキと味が違い、全体がチョコレートのようだった。子どもの頃は誕生日は嬉しく思った。ケーキではなく、おふくろが作ったおはぎだった。その頃は10才前後、もう一度あの頃に戻りたいなぁ。

2020年12月23日水曜日

千坂校下にある遺跡から続々発掘成果

現在、海側環状道路が鋭意工事中となっているが、工事施工にあたっては遺跡の発掘調査が義務づけされている。千坂校下には千田北遺跡が存在しており、金沢市は2015~今年度、道路建設工事に伴う発掘調査を実施している。その結果、弥生時代から中世までの遺構を確認した。現地は地下水が豊富で、粘土質の土が遺物を酸素から遮断。有機物を傷めるバクテリアの作用が抑えられ、木製品もよく残っているという。

千田北遺跡
今年6月には、薄い板を円筒形に丸めた「曲(ま)げ物(もの)」に13世紀後半~14世紀初頭(鎌倉時代)の人骨が埋葬されているのが見つかった。現代では弁当箱としておなじみの曲げ物だが、棺(ひつぎ)としての使用はまれ。また、北陸地方で中世の全身骨格が残っていることも珍しい。金沢市は約700年ぶりに外界に触れた被葬者の謎の解明を進めるという。

6月に発掘された曲げ物の棺

全国初出土「金箔付き笠塔婆」 
千田北遺跡では二年前には、阿弥陀三尊と呼ばれる阿弥陀如来、観音菩薩(ぼさつ)、勢至(せいし)菩薩を意味する梵字の上に、金箔が施された鎌倉時代の笠塔婆三基の一部が発見された。センターの向井裕知主査は「掘ってびっくり。水がある粘土質のおかげで腐らず、奇跡的にとてもいい状態で見つかった」という。

 
自分が携わった遺跡発掘調査で、津幡の8号線加茂遺跡から奈良時代の立札が発掘されたのが思い出される。
しかし、広島で新幹線建設工事を担当した区域に埋蔵文化財指定地があって、地元の建設反対運動のため着工が遅れに遅れたところをもって、発掘調査が遅々として進まないのを腹立だしく眺めていたこともあった。

昔から千坂校下の千田地内に文化が息づいていたことは地域の誇りである。

2020年12月22日火曜日

免許更新手続き

今日の午前中に免許更新手続きに行って来た。高齢者になると1発で更新というわけにはいかない。8月に認知症試験をクリアして、10月に自動車学校で実技を検査し問題がなければ誕生日1ヶ月前から更新手続きができることになっていた。6ヶ月前に更新手続きの案内があり、各自都合の良い日に各種試験をうけることになる。

余裕がありすぎるように見えるが、2,3ヶ月前から動くようでは申し込み者が多いため受検不能となる場合が発生しているという。
で、今朝8時30分に出発、50分に到着し、先ず受付へ。係員から更新手続きのお知らせハガキを請求された。誕生日の1ヶ月前に発送している緑色のハガキだと云われた。が、家で探しても見当たらなかったと申告すると、別の窓口へ行くように指示され、暫く待って印刷物を渡され、それを持って受付窓口に行くように・・・と。
手続き料2,500円と交通安全協会加入の意思を聞かれ1000円納付して視力検査へ。
1ヶ月前に通知されるハガキ
視力測定なのだが、最近、眼鏡が合わなくなって、ない場合の方がハッキリするので、検査は眼鏡なしでお願いしたいと申し入れしたらOKとなって検査が開始された。左右何回も検査されたが、「かなり間違いがあったが、眼鏡の条件がなくなります」と。帰りは眼鏡なしだったので快適に運転できた。前回の更新時に0.6と判定され眼鏡を買ったという経緯がある。

さて、三年後以降はどうなることか・・・・

2020年12月21日月曜日

あの「NASA」からも絶賛の声

はやぶさ2が放出したカプセルに5.4gの物質(砂)があることが分かったという。この量は想定外の多さで、世界各国の研究者にも資料提供出来るという。先日、「はやぶさ2」のVTRを見たのだが、100人余のプロジェクトチームを率いた津田雄一プロジェクトマネージャーの科学的知識・統率力・人望、どれをとっても右に出る人はいないと思った。見事にチームを一つにまとめ上げておられる姿があった。

タッチダウン成功の喜びに沸くJAXAチーム

スタッフと共に喜ぶ津田氏

タッチダウン瞬間のはやぶさ2

菅首相は17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトチームに内閣総理大臣顕彰を贈った。首相官邸での顕彰式で首相は「数々の世界初の偉業を成し遂げた。我が国の宇宙探査の技術力の高さを内外に実証する快挙だ」とたたえた。

津田マネージャーが、「この快挙は今後20年間は世界に誇れる功績だ」とチームに訓示されていたが、日本人全体が世界に「どうだ」と誇れる功績に違いない。中国が月から資料を採取して帰還したというニュースが最近あったが、はやぶさ2の成功で霞んだ感がするではないか!オリンピックで金メダル20個以上の喜びだろう。「日本人よ、もっと自信を持て!」と励まされる出来事だった。

そして今なお、「11年後に到達する星に向かって飛行している」はやぶさ2の次なる功績が実現する日が待ち遠しい。


2020年12月20日日曜日

石と木の根

ウシの形をした石が役場に飾られたという記事があった。写真を見るとよくぞこんな石を見つけたものだと感心した。

記事のタイトルは「イシ?ウシ?」柳田 40年前発見の天然石展示 
来年のえとの丑(うし)にちなみ、ウシのような形をした天然石が能登町役場柳田総合支所に飾られ、来庁者の目を引いている。長年趣味で石を集める同町当目の谷口正成(まさしげ)さん(93)が「自然に形作られた縁起物として観賞を楽しんでほしい」と持ち寄った。天然石は幅六十センチ、高さ二十七センチ。約四十年前に谷口さんが珠洲市大谷地区の海岸で砂の中から見つけたという。

能登でイシのコレクターに話しを聞いたことがある。手取川や富山宮崎海岸と毎週のようにでかけるという。

菊花石は本当に不思議 天然の造形とは思えない

石のコレクターは意外と多い
ある検索をしていたらヤフオクの広告があった。
そこに木の根のオークション画面が出ていた。
そういえばわが家の床の間にも「根っこ」があることを思い出した。
動物のようにも見えるが・・・
これは何年も前にお袋が叔父から譲り受けたもの。かなりサイズは大きい。趣味の世界も奥が広いなぁ。

2020年12月19日土曜日

最近はそうじゃないらしいが・・・

最近のマスコミは菅首相のイメージがマイナスとなる記事が目立つように感じる。世論調査でも支持率が二桁のダウンが如実に物語ってる。
こんな記事もあった。
「なんで下の原稿ばかり読んでいるのだろうか」「目に生気が感じられないし語り方に熱意を感じられない」「国会閉じてる場合じゃないぞ」・・・と。
最近変わった?
そういえば記者会見でもやたら視線を下に落としているのが際立っている。ゆるぎない自分の考えがあれば、原稿なしでも堂々と主張できるし、聞く側にとっても信頼感が生まれる。それに目に生気が全く感じられないのはどうしたことだろう。官房長官は十二分にその任務を果たされたのにである。

学術会議の任命拒否問題だが、こんな記事もあった。「理由は説明できないが、結論は正当だ」と言い張り、論点をすり替える。日本学術会議新会員の任命拒否問題は、菅義偉首相の「叩き上げ」にはあまりそぐわない強権ぶりと不誠実さを際立たせている。

いわれてみればそうかな・・・と思う。ま、これには「党利党略+派閥力学」が大いに作用していると考えるべきか。安倍元首相の元気回復が著しく、麻生派と合同し「再び覇権奪還」を目指すとする動きもあるとかないとか。ま、庶民にとってはただ傍観するのみ!

2020年12月18日金曜日

9年前の悪夢

一昨日から降り続いている雪で関越自動車道不通のため、1000台前後の車両が閉じ込められているという。昨日の夕刊1面には、吾が古里の在所の除雪模様が、また、3面には旧役場付近の状況が大きく掲載された。夕刊に2枚も写真が掲載されることは今までなかったこと。

バス停石井付近

旧役場付近昭和通り

関越自動車道渋滞状況

サービスエリアまで歩く人 9年前の自分と重なる
この写真を見たら平成22年年末に出雲大社・厳島神社・金比羅さんの3箇所の初詣をするバス旅行に参加した時の悪夢を思い出した。平成22年12月31日、金沢駅前午前8時発のバスに乗った。米原まで順調に走行した。が、名神に乗り入れたらのろのろ運転になった。大津SA手前2kmで完全ストップ。低温で路面凍結のため通行止め。SAでの弁当積込みはなく、腹は減るしSAまで歩くことにした。三車線ズラリと並んでいる中をひたすら歩いた。SAでバスが来るのを待っていたら紅白歌合戦が始まった。

そのうち通行止めが解除され、バスが到着したので胸をなで下ろした。バスは中国自動車道を走行して、高速を降り鳥取方向に向かった。峠を越す辺りから雪、雪。倉吉付近で0時。新年を迎えた。宿泊予定の松江市内のホテルはまだまだ先。日本海沿いの国道をのろのろ走行していたら、停車合図があった。渋滞で動けなくなった車を救出するため自衛隊出動を依頼したという。で、この先通行止めだからUターンせよと指示。一部の乗客が怒りだした。
で、鳥取市まで戻った。ここから福山まで行くことになった。出雲大社、厳島神社の初詣は取りやめとなった。
鳥取市内から峠のスタンドへ
福山のホテル着が午後2時だった。30時間バスに缶詰という二度と味わいたくないツアーだった。

2020年12月17日木曜日

小松で獲れた珍ダイコン

面白い形をしたダイコンの写真は見たことがあるが、数日前、小松市内で収穫された大根の写真は数ある珍品の中でも驚きものだった。今にも歩きだしそうな人間の形に見えるダイコンが十二日朝、小松市月津町の村井耕一郎さん(78)方の畑で収穫された。村井さんは「見れば見るたび人間に見える。食べるのがもったいない」と面白がっているという。

手足が揃ったダイコンは初めて見た
よく見るとこのダイコンは男型であることが分かった。(もうちょっと「大きければ」なお良しか)

村井さんは五年ほど前から家庭菜園で野菜を育てている。「土の中で石にぶつかって変形したのかも。しばらく家に飾ってから食べたい」と話している。

調べて見ると、ほかにも珍ダイコンがあった。

何を連想するかはそれぞれだが


外国産だがこれは明らかに「男」
国産にも立派なものが
このような形になる原因は、土に小石が混じっているからだという。作ろうと思っても決してできない全くあなた任せの世界なのだ。だが、小松のダイコンの素晴らしいところは「手足が揃っている」極めて珍しいものだろう。

2020年12月16日水曜日

能登空港積雪46cm!

本日の最高気温は4℃しか上がらないという予報。今日、早朝はかなり冷え込んだ。だが、家の周囲を見渡しても積雪した様子はない。だが、能登はかなり積雪したという。雷で停電している地域もあるようだ。今では電気炬燵にファンヒーターが暖房器具の筆頭。だから停電は堪えるだろう。昨日は着陸寸前の飛行機に落雷したという。詳しい報道がないが、事故には至らなかったということだろう。

昨日の能登地方
数年前になるが、12月末に沖縄旅行をしての帰路。沖縄から羽田までフライトして、羽田から小松便に乗り換えた。順調に飛行したが小松上空にさしかかったところで機長からアナウンスがあった。「小松上空に危険な雨雲があるため、しばらく様子をみます」と。しかし、中々着陸できなかった。折角小松上空まで来て羽田へ戻ったという話しも聞いていたので、そうなったら面倒だなぁ・・・と思っていたが、雲の切れ目を進んで着陸できた。

こんなことにならなくて本当に安堵した

以下、新聞記事

この冬一番の寒気が流れ込んだ石川県内。最低気温は輪島市の三井で氷点下1.4度、七尾で氷点下0.1度など各地で厳しい冷え込みとなった。

一面の銀世界となった奥能登・輪島。(リポート)「こちら輪島市三井町では積雪が60センチにまで達しています」

雪かき中の女性:「初雪がこんなにひどいことになるとはねぇ。あぁ、負担です。腰痛いし」

 屋根から落ちた雪が玄関を塞いでしまった住宅…。住人:「あ~とてもじゃないけど、どうしようと思います。まるで『牢獄』です」

 雪の重みによる倒木も相次いだ。その倒木の影響で奥能登を中心におよそ1900戸が停電した。

能登町に住む女性「もう生きていかれん。電気ないから、ご飯も炊けない。トイレもだめ、水道も使えんし、洗濯もできん」

冬型が強まり大気の状態も不安定です。能登空港では着陸寸前の飛行機に雷が落ちるトラブルも。けが人はいませんでしたが、羽田への出発が3時間遅れた

県内は冬型がさらに強まる見込みで、17日にかけて大雪になる恐れがある。

16日午後6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、平地で25センチ、山地で70センチ、17日午後6時までは平地で20センチ、山地で70センチと予想されています。

昨日は津幡まで出かけて、「スノーダンプと長靴」を購入した。今日から飛ぶように売れるだろうなぁ。

2020年12月15日火曜日

誰も納得しない言い訳:「素振りなどの運動のため」

もう数日前になるが、信じられない出来事が起こった。七尾市議、それも10期77才のベテラン議員が金属バットを持って議会に乗り込み、公衆に不安を覚えさせたとして、警察に現行犯逮捕されたという。県の迷惑行為等防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、七尾市市議会の杉本忠一議員である。77才といえば自分と同年齢、甘いも酸っぱいも十分知り尽くした年代である。それなのになぜ?

 
七尾市議会の杉木勉議長は「キャップを深くかぶって黒いマスクでマフラーをつけていた。全く誰かわからなかった」と証言。杉本容疑者は議会事務局に金属バットを持って現れたのち、警察官の任意同行を拒否して現行犯逮捕された。調べに対し、杉本容疑者は「素振りなどの運動をするためだった」と供述している。

これまでも議会中にヤジを連発、議長にこれを咎められたことを根に持ち、以前もバットを持って威嚇したことがあったという。住民は全幅の信頼を寄せて10回も投票したのだろうけど、10期も当選すると「怖い者なし」という心理になったのだろう。多選の弊害はここにあるという見本である。

次も七尾市の話題

気多大社の鵜祭りで大役を担う「鵜」は、七尾市の海岸で捕獲して駕籠にいれて気多大社まで運ぶのだが、去年に続いて今年も「鵜様」の捕獲が出来なかったという。平安時代から捕獲は代々、小西家が担っており、2015年からは開始日を1日前倒しして8日に定めているが、昨年は捕まえられなかった。小西さんは「今年こそはという気持ちで頑張りたい」と意気込んだが空振りとなった。

この駕籠で気多大社まで2日かかりで運搬する手はずだったが・・・

平安時代から続く「鵜様道中」

鵜は七尾市鵜浦町で捕まえられ、3人の「鵜捕部」によって運ばれる予定だった。毎年12月に羽咋市の気多大社で営まれる「気多の鵜祭」国の重要無形民俗文化財に指定されており、平安時代の頃から続いている。神の化身である「鵜様」を七尾市から気多大社に運ぶ鵜様道中、鵜捕部が鵜籠を背負って、中能登町の旧道を通って羽咋市に向かう習わしが延々と続いている。

鵜の飛び方で来年を占う行事であるが、鵜が捕獲できない理由は地球環境の異変にあるという。来年は捕獲できますようにと祈ろう!